石川県輪島市を訪問した紀子さま(写真/共同通信社)

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 紀子さまは7月23日、能登半島地震の復興状況を視察するため、石川県輪島市を訪問した。午前中には、結核など住民の集団検診が行なわれる輪島市・門前公民館を訪れ、検診バスが到着すると、自ら血圧計などの検診器具が入った段ボールを運び出す姿も見られた。皇室担当記者はこう語る。

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「職員には『暑い中お疲れ様です』『熱中症に気を付けてくださいね』と声をかけ、体調を気遣われていました。30年以上にわたり結核予防会の総裁を務めてこられた紀子さまらしい、現場に寄り添う姿勢が印象的でしたね」

 この日の装いには、被災地訪問ならではの配慮が随所に表われていた。皇室ファッションに詳しいファッションライターは次のように分析する。

「ライトグレーのジャケットにグレージュ系のストレートパンツを合わせたスタイルは、機能性を重視しながらも柔らかく親しみやすい雰囲気を保っていました。インナーの白が顔まわりを明るく見せ、同系色でまとめたワントーンコーデが落ち着いた印象を生んでいます。

 紀子さまの公務服といえば、小さなハート柄のジャケットや総レースのドレスなど"ガーリーテイスト"が話題になることが多いですが、この日は派手さを抑えたスタイルで、被災地視察にもふさわしい印象でした」

成年式では大ぶりの白いリボンを

 とはいえ、ガーリーテイストが完全に封印されたわけではない。

「髪をハーフアップにまとめ、その結び目には小さなリボンが添えられていました。紀子さまにとってリボンはトレードマークで、ハーフアップにリボンという組み合わせは普段からよく取り入れられるスタイルです。

 場面に応じてリボンの色や大きさを変えておられ、2025年9月の悠仁さまの成年式では大ぶりの白いリボンを、平成元年の秋篠宮さまとの婚約会見では昭和天皇の喪中に配慮し黒のリボンを選ばれていました。今回は被災地訪問ということで控えめな色を選びつつ、後頭部に目立たないよう忍ばせていましたね」

 訪問先への配慮を最優先しながらも、自分らしさを添える紀子さまの装いは、考え抜かれたものだったのだろう。