父親の浮気も見抜いていた思春期の娘。両親に「離婚しなよ」と言えなかったワケは…


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育児で限界を迎える専業主婦・エリコの横で大いびきをかく夫。顔を合わせても「疲れた」「腹減った」しか言わない日々に息苦しさを感じていたある日、夫が浮気相手に「俺の人生最大の失敗は結婚だよ」と話しているのを耳にしてしまいます。離婚を決意したエリコはパートを始め、コツコツと資金を貯めて子どもの大学進学を機に熟年離婚。慰謝料300万円を手に「自由」を勝ち取ったはずでしたが、48歳で始めた独身生活は思っていたものとは少し違っていて――。

熟年離婚とその後のリアルが描かれるアラフィフ『人生最大の失敗』を6回連載でお送りします。今回は第6回です。

※本記事は野原広子著の書籍『人生最大の失敗』から一部抜粋・編集しました。

23年間の結婚生活にピリオドを打ち、48歳で独身に戻ったエリコ。「夕飯の心配をしなくていい」「一人旅なんてはじめて」としばらく解放感に浮かれていたものの、「現実」を突き付けられて…。

あっちもこっちも


夫婦ばかり


自分はなぜあれができなかったんだろう?


とくに休日は居心地が悪い


新しい彼?


土日も入ってもらってもいいかしら?


心配になってきた…


ちゃんとやってる?


元気そうでよかった…けど冷たい


今日のごはんどうしよう


私の好きなものってなんだっけ?


待っている人がいる家…か


あーあ失敗したなぁ…


友達と一緒なんてウソ


ずっと苦しかった


あーあ…かわいそうに


お金で苦労するなんて嫌だもん


親が離婚してる家なんていっぱいある


予想外に心の中がしゅんとしている


離婚は子どもに与える影響も大きいものですが、娘の菜々ちゃんは誰にも心の内を見せられないよう。家族と言えど、思っていることを言葉にしなければ伝わりません。きちんと両親に本心を話せる時が来ると良いですね。

著=野原広子/『人生最大の失敗』