【Aぇ! group・佐野晶哉】ドラマ『離婚後夜』でのイケメン大学生がハマり役! 俳優としての今後に期待
2024年の秋ドラマが連日放送され、多くの作品が楽しめます。でも、どの作品を見たらいいのか迷ってしまうところ……。そこで、この記事では数あるドラマの中でも、STARTO ENTERTAINMENTに所属するアイドルが主演を務めるおすすめ作品を紹介。
今回は、Aぇ! groupの佐野晶哉さんが地上波連続ドラマで初主演を担当する『離婚後夜』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の魅力を取り上げていきます。
佐野さんは、人妻に恋する主人公の大学生・宝条伊織を担当。伊織はカフェでバイトする大学生ながら、実は大企業の社長である父を持ち、容姿端麗で周りの女性からとにかく注目されているイケメン男子です。伊織は、モテるがゆえに損得勘定で近づいてくる人に強い警戒心を持ち、どこか人間関係にクールなキャラクター。佐野さんのビジュアルにぴったりで、まさにハマり役となっています。
その伊織が恋に落ちるバツイチ女性・香帆を演じるのが久保田紗友さん。さまざまな映画やドラマに参加し、2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演することが決定している期待の若手女性俳優です。
さて、『離婚後夜』ですが、タイトル通りに香帆が離婚を決意したところから物語が進んでいきます。香帆は、伊織のバイト先であるカフェの常連客で物静かで目立たないタイプの女性。新人小説家という顔を持ち、独特な雰囲気の香帆に伊織は魅了されます。そんな香帆ですが、高校時代の同級生と10年間の交際の末に結婚しましたが、人が変わってしまった夫から強烈なモラハラを受け離婚。それを知った伊織が意を決して香帆に自分の思いを伝えていく姿が、ドラマで描かれています。
まず、このドラマの魅力は深夜ドラマにもかかわらず美しい映像とピュアなラブストーリーが見られるところです。ここ最近、深夜ドラマは過激な作品や奇をてらったドラマが多くなり、『離婚後夜』はかなり異色だといえます。その上、恋に不器用な伊織と、離婚をしたことで心に傷を負い自信をなくしている香帆のなかなか進展しない関係も最近では新鮮な設定。胸くそ展開がないとプロデューサーがインタビューで語っているので、2人の恋の行方を安心して見られるのも魅力です。
佐野さんは、ドラマ『あなたのブツが、ここに』(NHK総合)や映画『真夜中乙女戦争』などに出演。そんな中で、注目されたのは2022年に公開された映画『20歳のソウル』で、監督の秋山純さんから熱烈オファーを受けていたという逸話を持っています。
この作品で初々しい演技を見せた佐野さんが、次に注目されたのが2024年6月に公開された映画『明日を綴る写真館』です。この映画は、俳優生活60年のキャリアを持つ平泉成さんが、初主演を飾った作品として話題を集めました。佐野さんは、平泉さん演じる主人公・鮫島武治の相手役となる五十嵐太一を演じています。世間から称賛されながらも、作家として「本当に満足いくものを撮りたい」と冷めた気持ちを持つ気鋭の若手写真家役となりました。
作品の中で太一は、地方都市で写真館を営む鮫島に惹かれ、写真家として写真を撮ることの意味を教えられます。佐野さんは、クールながら内に秘めたさまざまな思いを持つ太一を繊細に演じ、影のあるクリエイターを見事に表現。師弟関係で強い絆を作っていく平泉さんとのコンビネーションも抜群で、素晴らしい映画を作り上げました。
出演作は少ないものの、佐野さんは役をしっかりと理解し演じる能力を持っていることが分かります。『離婚後夜』で演じている伊織もそうですが、見る人の印象に残りながらもストレスを与えない演技ができるのが魅力。また、目の表情に独特な色気があり、声の表現を場面によってしっかりと変えられるのも俳優としてのスキルを感じます。今後、STARTO ENTERTAINMENTのアイドルの中でも注目すべき俳優になっていくことでしょう。
また、佐野さんは2025年1月に、音楽朗読劇『ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜』で主演を務めることが決定。佐野さんは、この作品がデビュー後初の単独主演舞台となり、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。俳優としてまだまだ伸びしろがあり、進化を続けている佐野さんの活躍に期待していきましょう。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)
今回は、Aぇ! groupの佐野晶哉さんが地上波連続ドラマで初主演を担当する『離婚後夜』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の魅力を取り上げていきます。
『離婚後夜』はピュアなラブストーリーを堪能できるドラマ
『離婚後夜』ですが、LINEマンガで人気となった作品が原作のドラマです。バツイチ女性に恋する大学生のピュアな恋愛模様が描かれる作品で、静かに淡々と進んでいくストーリーと映像がくせになるドラマとなっています。その伊織が恋に落ちるバツイチ女性・香帆を演じるのが久保田紗友さん。さまざまな映画やドラマに参加し、2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演することが決定している期待の若手女性俳優です。
さて、『離婚後夜』ですが、タイトル通りに香帆が離婚を決意したところから物語が進んでいきます。香帆は、伊織のバイト先であるカフェの常連客で物静かで目立たないタイプの女性。新人小説家という顔を持ち、独特な雰囲気の香帆に伊織は魅了されます。そんな香帆ですが、高校時代の同級生と10年間の交際の末に結婚しましたが、人が変わってしまった夫から強烈なモラハラを受け離婚。それを知った伊織が意を決して香帆に自分の思いを伝えていく姿が、ドラマで描かれています。
まず、このドラマの魅力は深夜ドラマにもかかわらず美しい映像とピュアなラブストーリーが見られるところです。ここ最近、深夜ドラマは過激な作品や奇をてらったドラマが多くなり、『離婚後夜』はかなり異色だといえます。その上、恋に不器用な伊織と、離婚をしたことで心に傷を負い自信をなくしている香帆のなかなか進展しない関係も最近では新鮮な設定。胸くそ展開がないとプロデューサーがインタビューで語っているので、2人の恋の行方を安心して見られるのも魅力です。
俳優としての才能が開花し始めた2024年
ここで少し脱線して、佐野さんの俳優としての魅力を解き明かしてみたいと思います。というのも、佐野さんにとって2024年は俳優として才能が開花する年になりそうだからです。佐野さんは、ドラマ『あなたのブツが、ここに』(NHK総合)や映画『真夜中乙女戦争』などに出演。そんな中で、注目されたのは2022年に公開された映画『20歳のソウル』で、監督の秋山純さんから熱烈オファーを受けていたという逸話を持っています。
この作品で初々しい演技を見せた佐野さんが、次に注目されたのが2024年6月に公開された映画『明日を綴る写真館』です。この映画は、俳優生活60年のキャリアを持つ平泉成さんが、初主演を飾った作品として話題を集めました。佐野さんは、平泉さん演じる主人公・鮫島武治の相手役となる五十嵐太一を演じています。世間から称賛されながらも、作家として「本当に満足いくものを撮りたい」と冷めた気持ちを持つ気鋭の若手写真家役となりました。
作品の中で太一は、地方都市で写真館を営む鮫島に惹かれ、写真家として写真を撮ることの意味を教えられます。佐野さんは、クールながら内に秘めたさまざまな思いを持つ太一を繊細に演じ、影のあるクリエイターを見事に表現。師弟関係で強い絆を作っていく平泉さんとのコンビネーションも抜群で、素晴らしい映画を作り上げました。
出演作は少ないものの、佐野さんは役をしっかりと理解し演じる能力を持っていることが分かります。『離婚後夜』で演じている伊織もそうですが、見る人の印象に残りながらもストレスを与えない演技ができるのが魅力。また、目の表情に独特な色気があり、声の表現を場面によってしっかりと変えられるのも俳優としてのスキルを感じます。今後、STARTO ENTERTAINMENTのアイドルの中でも注目すべき俳優になっていくことでしょう。
音楽朗読劇での主演も決定! 佐野晶哉の俳優としての活躍に期待
さて『離婚後夜』に戻りますが、第5話では悪夢にうなされる香帆に伊織が「俺の部屋で一緒に寝ませんか」と大胆発言。「これ以上、迷惑をかけられない」と気遣う香帆でしたが、伊織の優しさに頼ることを決め、2人ははじめて同じベッドで眠りにつくことに……。恋の進展もありドラマは盛り上がりを見せていきそうなので、まだ見ていない人は見逃し配信などでぜひ、追いかけをおすすめします。また、佐野さんは2025年1月に、音楽朗読劇『ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜』で主演を務めることが決定。佐野さんは、この作品がデビュー後初の単独主演舞台となり、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。俳優としてまだまだ伸びしろがあり、進化を続けている佐野さんの活躍に期待していきましょう。
この記事の筆者:ゆるま 小林
長年にわたってテレビ局でバラエティ番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。
(文:ゆるま 小林)