手越祐也公式Xより

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 『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の9月29日放送回の終盤、番組の予告映像に手越祐也が登場して話題を呼んだ。手越は2020年5月までレギュラーとして出演しており、10月13日の放送回に約4年ぶりに登場する。

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 手越は自身のX(旧Twitter)で、「19歳から育ててもらった大切な番組の『イッテQ』の4年ぶりのロケに行って来たよ!」と報告し、「6年ぶりとなる3人祭り」「たくさんのコメントをもらえて本当に嬉しかった」と久しぶりの出演への喜びを投稿した。

 「テイッ!」の挨拶でお馴染みの手越。レギュラー時代、番組では若手出演者として、元気に、そしてアクティブに様々な国や地域を訪れ、ありとあらゆることにチャレンジしてきた。底抜けに明るくポジティブな姿勢に加えて、手越らしい「勝つ」「できる」などの自信に満ち溢れた発言が清々しいのだが、彼の失敗にナレーションで「イエーイ」などと盛大にいじられる、“チャラ男”いじりも定番。そのギャップで笑いを誘ってきた。

 放送時間帯も、日曜の夜8時からというゴールデン帯で、比較的家族などで集まりやすい時間帯でもあり、みんなが揃って見られる番組であること、そしてアイドルなのにいじられるという、異色のスタンスで親しまれてきた。

 手越は「できません」などと弱気な発言をすることはなく、常に強気で前のめり。特に宮川大輔とは兄弟のような関係性で、少し生意気風な弟キャラの手越と、内村光良(ウッチャンナンチャン)らほかの出演者によるツッコミのコントラストも見どころのひとつとなっていた。また、番組で共演したデヴィ・スカルノとの交流は今なお続いているようで、デヴィのInstagramには手越の単独ライブを鑑賞した時の写真が投稿されたことも。そこに「イッテQだ!」などのコメントが寄せられていることからも、両人の交流に番組が紐づいているほど、手越は番組に溶け込んでいたのだ。

 2020年に、手越は独立。ソロアーティストとして活動を始めた彼は、単独ライブツアーを行うほか、シンフォニックコンサートの開催も今年で3回目を数える。ロックからオーケストラとのコラボレーションまで、歌う楽曲のジャンルは幅広い。そんな積極的な音楽活動を行う傍ら、福島県を拠点にした手越村プロジェクトも今年で4年目を迎えた。手越自ら「手越米」の収穫を行うなど、地域貢献や子どもたちへの支援も変わらずに行っている。久しぶりの地上波出演では、きっと何倍もパワーアップした手越の姿が見られるのではないかと期待が高まる。

 予告ではわずかな秒数ではあったものの、宮川が大きな網で手越を捕獲していたほか、久しぶりの法被姿もお披露目に。今回は「世界で一番盛り上がるのは何祭り? inイタリア」と題し、内村、宮川、手越がイタリアに集結。「ウナギ祭り」で行われる立ち漕ぎボートレースに挑戦するという。どんな展開が待ち受けているのか、内村、宮川との会話、手越の奮闘ぶり、そしてナレーションによるツッコミも楽しみだ。

(文=柚月裕実)