先制ゴールを挙げた森岡。神戸が鹿島を下してベスト4進出を果たした。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 9月25日に開催された天皇杯の準々決勝で、鹿島アントラーズとヴィッセル神戸が対戦。3−0で神戸が勝利を収めた。

 先制は神戸。15分、右サイドからの日郄光揮のアーリークロスに、ファーサイドに飛び込んだ森岡亮太が冷静に右足で合わせてネットを揺らす。約8年半ぶりにJリーグに戻ってきた森岡が、復帰初戦で結果を出した。
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 後半も一進一退の攻防が続く。70分に樋口雄太が強烈なミドルを放つなど、鹿島も相手ゴールに迫るが、1点が遠い。

 すると神戸は83分、左サイドから汰木康也がクロスを上げると、逆サイドで宮代大聖が折り返す。これに佐々木大樹が右足のボレーで合わせて追加点。さらに90+7分に井手口陽介がチームの3点目を決める。

 このまま終了し、神戸が優勝した2019年度大会以来、5年ぶりのベスト4進出を果たした。

 勝利した神戸は10月27日に準決勝で京都サンガF.C.と相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部