バイエルンでプレイするウパメカノ photo/Getty Images

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顔ぶれが豪華なこともあり、フランス代表のセンターバックはポジション争いがかなり激しくなっている。今夏のEURO2024ではバイエルンDFダヨ・ウパメカノ、アーセナルDFウィリアム・サリバがメインのコンビとなっていたが、2026ワールドカップへ固定されているわけではないだろう。

サリバに関しては、ミケル・アルテタ率いるアーセナルで確固たる地位を築いている。しかし相棒のウパメカノに関しては、所属するバイエルンでの評価も割れている印象だ。独『Bavarian Football Works』もバイエルンでのパフォーマンスがフランス代表への定位置奪取に繋がると取り上げていて、今季の奮起に期待している。

今月のネーションズリーグでは、イタリア戦でサリバとリヴァプールDFイブラヒマ・コナテがペアを組んでいる。ただ、イタリア戦では3失点を喫して敗北。その結果もあってか、続くベルギー戦ではサリバとウパメカノのコンビに戻している。

控えにはパリ五輪でも活躍したセビージャDFロイク・バデ、さらに今回はメンバーから外れたが、チェルシーDFウェズレイ・フォファナも候補の1人だ。

この競争は2年後のワールドカップまで続くだろうが、最終的に定位置を確保するのは誰なのか。マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したレニー・ヨロなど楽しみな若手もおり、ここの競争は最後まで面白いものとなりそうだ。