今週の【早わかり株式市況】4週ぶり急反落、米景気後退懸念と円高で波乱展開
【↓】 9月 6日(金)―― 4日続落、円高進行でハイテク株中心に売り優勢
日経平均 36391.47( -265.62) 売買高16億8430万株 売買代金 3兆8553億円
■セクター・トレンド
(1)全33業種中、30業種が値下がり
(2)値下がり率トップのディスコ <6146> など機械をはじめ、東エレク <8035> など電機、トヨタ <7203> など自動車といった輸出株が大幅安
(3)野村 <8604> など証券、第一生命HD <8750> など保険、オリックス <8591> などその他金融といった金融株も大きく売られた
(4)郵船 <9101> など海運、住友鉱 <5713> など非鉄、日本製鉄 <5401> など鉄鋼といった景気敏感株の下げも目立つ
(5)内需株はまちまち。三井不 <8801> など不動産、楽天グループ <4755> などサービスが安いが、
住友倉 <9303> など倉庫・運輸、JR九州 <9142> など陸運は買われた
(6)そのほか値上がりは森永 <2201> など食料品の計3業種のみ
■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) 円高メリット
2(2) 半導体
3(16) データセンター ── 国策の追い風を背に物色の矛先向く
4(5) 好配当
5(4) ディフェンシブ ── 米景気懸念強まりリスクオフ拡大
※カッコは前週の順位
株探ニュース