【2つ星店の元料理長】肉汁と果肉の旨み汁、ジュワ～ン♡ピーマンでなく「ズッキーニの肉詰め」作ろう！
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元フレンチ料理長の“おうち格上げレシピ”
今回参考にしたのは、“とある星付きレストランの総料理長だった”YouTuber兼シェフである“吉田能”さんのYouTubeチャンネル『George ジョージ』。同チャンネル内では、ラーメンからフレンチ、スイーツまで幅広いレシピが披露されています。サムネイルの素敵な料理に、難しそうだなと一旦躊躇してしまうのですが、挑戦してみるとほとんどのレシピが簡単に作れておいしいんです。料理上手になったと錯覚してしまう…！今回はありそうでなかった「ズッキーニの肉詰め」にトライします！
簡単ワザあり「ズッキーニの肉詰め」に挑戦♪
【材料】（2人分）
ズッキーニ…2本
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1かけ
豚ひき肉…200g
パン粉…大さじ3
牛乳…大さじ2
ウスターソース…大さじ1/2
パルミジャーノ・レッジャーノ…適量
塩…適量
粗挽き黒こしょう…適量
オリーブオイル…適量
パルミジャーノ・レッジャーノは、塊のものを使用しました。ピザ用チーズ、粉チーズでも代用可能なのだとか。味はそれぞれに違ってくるので、どれも試してみたい。
フレンチでいう肉詰めって？
作り出す前にひとつ。みなさんは「ファルシ」ってご存じですか？吉田シェフによると、“野菜や肉、魚などにお肉を詰めるフランスの定番のお惣菜”とのこと。いわゆる肉詰めなので、今回の「ズッキーニの肉詰め」も「ズッキーニのファルシ」なのです。日本での定番だとピーマンが多いですが、お肉やお魚にさらにお肉を詰めるってどんな感じなのか気になりますね（笑）。
下処理が肝！「ズッキーニの肉詰め」の作り方
それではさっそく、調理をしていきましょう。
【作り方】
1. ズッキーニの両端を少し切り落とし、縦半分に切る。
2. スプーンなどを使って中をくり抜き、両面に塩を少々ふりかけ軽くラップをかけ置いておく。くり抜いた中身もとっておく。
水分を抜き、下味をつけていきます。このレシピの大事なポイントで、この工程をしないと水っぽさが出て一体感が出ないのだそう。
3. 玉ねぎをみじん切りにする。
4. にんにくをみじん切りにする。
吉田シェフの包丁さばきは見てて気持ちがいいので、気になる方はぜひ動画を見てみてください。
5. フライパンを弱火にかけ、オリーブオイル、3、4、塩をひとつまみ入れ軽く炒める。
少し色付くくらいに炒めたらOK！
6. 氷水を入れたボウルに別のボウルを重ね、その中に5、豚ひき肉を入れこねながら混ぜ合わせる。
炒めた5をそのまま豚ひき肉と併せてしまうと、豚ひき肉に火が入ってしまい脂も溶け出してしまうとのこと。
7. 6に塩ひとつまみ、黒こしょう（15カリカリ）、パン粉、牛乳、2でくり抜いたズッキーニの中身を入れ混ぜ合わせる。
「15カリカリ」は、吉田シェフオリジナル単位のようで、ミルに入った黒こしょうを15回削っていました♪だいたい少々～ひとつまみくらいかなと思います。
8. 7にさらにウスターソースを加え、混ぜる。
実際のファルシは、デミグラスソースを使うとのこと。缶詰のソースなどを使ってもいいそうですが、家にあるウスターソースで出来るのも家庭的でうれしい。
9. 2のズッキーニの水分をキッチンペーパーなどで拭き取り、8を詰めていく。
こんなに水分が出てきました。びっくり！
こんもり詰めていきましょう。少し余った肉だねは、そのまま別に焼いて食べました。
10. パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり削りかけたら、耐熱皿に引いたクッキングシートの上にのせ、200℃のオーブンで20～30分焼いて出来上がり。
ピザ用チーズ、粉チーズでも代用可能。オーブンに入れる際は、吉田シェフはお皿にクッキングペーパーを引いて焼いていました。天板に直接クッキングペーパーでもいいのかも。今回は耐熱皿に並べて焼きました。
こんがりおいしそうに焼き上がりました♪
ミルキーコクうま！旨味の汁が口中に広がる幸せ♡
ナイフで切ると、肉汁がじゅわり。噛むとズッキーニのおいしい水分と肉汁が口中にあふれ出します。あんなに水抜きしてもまだ水分があるズッキーニ。お肉の脂やチーズといい感じに相まって、淡白だと思っていたズッキーニにも旨味があることを実感しましたよ。ウスターソースが、さらに旨味を増してくれているんですね。チーズのミルキーさでまろやかなコクが、にんまりしてしまうおいしさですね♪
そして、ズッキーニのこのなんともいえない歯ごたえって唯一無二。熱々たっぷりの野菜とお肉を、はふはふ頬張る幸せを感じました。
このズッキーニ何個でも食べられる～♡
個人的には、味変でレモン果汁もさっぱりしておすすめです♪
ほとんど、詰めてオーブンで焼くだけと手軽にできるので、ぜひみなさんも試してみてください。
