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徳島県南部の早場米どころ、阿南市では早くも稲刈りが始まっています。

収穫されているのは、早場米「五百川」です。

「コシヒカリ」よりやや粒が小さく、光沢があるのが特徴です。

阿南市柳島町の中田和也さんの田んぼでは、農薬を使わず有機栽培で育てた米の稲刈りを、7月31日から始めました。

2024年は6月の雨量が多く稲の生育が心配されましたが、7月に入り気温も高く晴天に恵まれ、例年通りの稲刈りとなりました。

中田さんの田んぼでは、この日、約850kgが収穫されました。

(農業 中田和也さん(72歳))
「梅雨どきに長雨で調子が悪かったけど、梅雨明けから晴れが続いたので好調になりました。美味しいお米に仕上がっていると思います」

収穫したお米は1日かけて乾燥し、精米して県内のスーパーなどで販売されます。