連日のメダルラッシュに沸くパリオリンピック。7月30日の「くにまる食堂(文化放送)」では、加納虹輝選手、吉沢恋選手、赤間凜音選手に喜びの声を伺った。

邦丸「メダル獲得から一夜明けたメダリストインタビュー。まずはフェンシング男子エペで見事金メダルを獲得しました加納虹輝選手に競技会場、グランパレの雰囲気について聞いています」 

加納「歓声が想像以上に凄くて、審判の声が聞きづらいくらいの歓声でした。その中でも集中することができたと思っています」 

インタビュアー「審判の声が聞きづらい中で集中するため、特別に気をつけたことはあったのでしょうか?」 

加納「普段からやっていることですけれども、1点取った、取られた後は、次どんなプレーをするか、どんな技を使うかっていうのを常に考えることで自分の世界に集中できたと思っています。発祥の地のフランス、その中でもグランパレという素晴らしい舞台で試合ができたこと自体も凄く嬉しいですし、金メダルを獲得することができたっていうのは本当に自分としても誇りに思います。僕のフェンシング人生の中でも間違いなく一番の思い出に残るようなことだと思います」

 

邦丸「スケートボード女子ストリート金メダリスト、吉沢恋選手に改めて金メダルを獲得した要因、そして銀メダルを獲得した赤間凜音選手には吉沢恋選手をはじめとしたチームメイトについて聞いています」 

吉沢「まずはランを1本目から決めた形で滑れて、2本目もしっかり決めて、少し点数を上げていけたっていうのと、あとはベストトリックで少しミスをしてしまうところがあったんですけれど、自分の順位が下に落ちていく状況でも、自分が決めたい技を決めるっていう意識をして取り組めたのが一番の要因かなと思います」 

インタビュアー「ミスに引っ張られずにやるぞっていう気持ちが大きかったっていうことですか?」 

吉沢「はい」 

インタビュアー「赤間選手は今日の記者会見で『恋ちゃんがいなかったら銀メダルが取れなかった』っていう話をしていましたが、具体的には吉沢選手からどんな影響を受けていると感じていますか?」 

赤間「恋ちゃんもなんですけれども、今まで会ったスケーターの友達がいなかったらここまで頑張ろうと思えてないし、オリンピックにも出てなかったと思うので、出会ってきた全ての人は本当に欠かせない存在なのかなと思います」