『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2024決勝』が14日(18:30〜20:30)にABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネットで放送され、4代目王者に日本料理の木村僚佑シェフが輝いた。決勝収録後に行われた囲み取材でゲスト出演した今田耕司が、スペシャルサポーターを務めた令和ロマンに説教したことを明かしていた。

『ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2024決勝』に出演した今田耕司、松下奈緒、山里亮太、木村僚佑シェフ、高比良くるま、松井ケムリ(左から)

「食べる人に感動を与える唯一無二のオリジナリティ」をテーマに開催される『CHEF-1グランプリ』。4回目となる今年は、「日本料理」「フレンチ」「中国＆アジア料理」「イタリアン＆スパニッシュ」「フードクリエイター」「ジャンルレス・その他」のジャンルから集まった506人の中から書類選考を経て、2回戦ではジャンル別トップ4、3回戦ではジャンル別トップを選定。さらに準決勝ではジャンル別トップの6人から4人に絞り込まれ、決勝戦では木村僚佑(日本料理/京都府「東山緒方」)、花田洋平(中国・アジア料理/大阪府「atelier HANADA by 森本」)、山下泰史(ジャンルレス/福岡県「TTOAHISU」)、吉岡翔太(フレンチ/東京都「枯朽」)が競い、木村シェフが日本料理代表としては初となる優勝を勝ち取った。

「優勝決定戦」のお題は「ハンバーグ」。日本料理の木村シェフは「勝てるわけないと思いました」と吐露するも、「でも日本料理の代表として、和食を目指している料理人の方々に夢を与えられたらいいなと思って臨みました」と強い気持ちで料理に挑み見事栄冠を勝ち取ったという。

そんな匠の技に脱帽したという今田や令和ロマン、そして司会を務めた山里亮太と松下奈緒。山里は「素晴らしかった。日々の積み重ねがそこかしこに見えた。革命ってめちゃくちゃ難しい。それに対して伝統と革新を融合させ続ける姿がとにかく格好良かった」と絶賛した。

今田も「お野菜一つ切る手さばきだけでも、積み重ねてきた技術が分かる」と木村シェフの努力を称賛すると、「それを若手の令和ロマンとかは『うわーいい!』とかで済ますんです。本番中説教してやりましたよ(笑)」とチラリ。

令和ロマンの松井ケムリと高比良くるまが「なんか怒られましたよね」と苦笑いを浮かべると、今田は「木村シェフの日々の積み重ねをしっかり表現しないと!『すごい!』とか『いいですね』だけじゃダメでしょ!」と、スペシャルサポーターならば木村シェフのすごさをもっと的確に表現しなくてはいけないと述べた。

令和ロマンは、昨年の『M-1グランプリ』で優勝を果たしているが、ケムリは「『CHEF-1』の審査員の方って、食べている最中マジでポーカーフェイスなんです。『M-1』とかだと、笑っている審査員とかもいるじゃないですか。本当に点数が出るまでまったく分からないのが、すごい緊張感でした」と『CHEF-1』ならではの雰囲気を語っていた。

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