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同技術を採用したタブレットのZTE nubia Pad 3DはiPad Pro級の価格だったけど、この3Dスマホは...えっ! そんなに安いの!?

類を見ない機能の一点突破で独自性を打ち出すおもしろAndroidがまたやってきました。ZTEの「ZTE Voyage 3D」です。コイツの、「おおっと、凄えなコイツ」の部分はディスプレイ。赤青フィルムメガネとかそういうオプションを必要せずに、裸眼のまま立体視ができるディスプレイを搭載しているのです。

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使われている技術はNeovision 3D Anytimeテクノロジーというもの。2D映像・写真を奥行きのある立体で見られるようシミュレート...というか、ディスプレイパネル部品の上に貼った偏光層により立体視できるようにしたそうです。これ、高解像パネルを使ったニンテンドー3DS+αのようなものと考えて良さそう。

視野角は60度とのことなので、横から覗き込むような使い方はできないのですが、スマートフォンのサイズに落とし込むとは驚き、ある。いやね? いままでもっとも手軽に3D動画を楽しめるデバイスってARメガネだと思っていたんですよ。でも薄型スマホのZTE Voyage 3Dが出るなら、コイツが一番3D動画に近いプレーヤーになるよねと思いまして。

動画配信サービスのMigu Videoが3D動画も扱い始めましたし、2024年は立体視コンテンツ、くるかもなあ。

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SoCはUnisoc Tangula T760。メモリ6GB/ROM 128GBとなっています。日本では採用例が少ないSoCですが、Antutuベンチマークでのスコア上はSnapdragon 4 Gen 2やSnapdragon 835くらいのパフォーマンスを出せるみたい。グラフィック設定を抑えれば、学園アイマスも遊べるかしらん。

ディスプレイサイズは6.58インチで、解像度は2408×1080ピクセル。広角メインカメラは5,000万画素。トータルでみて、エントリー級のスペックといえますね。

でも1499元(約3万3200円) という価格なら、ぜんぜんアリでしょ! 積極的にお迎えして遊び倒すべきでしょ!

タブレットのZTE nubia Pad 3Dは日本でも発売されましたし、このZTE Voyage 3Dも日本での展開を期待をしたいところです。

Source: ZTE