30日、ナイジェリア北東部の自爆テロで負傷し、病院で治療を受ける人たち(AP=共同)

 【ナイロビ共同】ナイジェリア北東部ボルノ州の町で29日、結婚式や葬式、病院を狙った連続自爆テロがあり、子どもや妊婦を含む少なくとも18人が死亡し、約30人が負傷した。ロイター通信が報じた。ナイジェリア北東部ではイスラム過激派による襲撃が相次いでおり、治安当局が経緯を調べている。

 ロイターによると、いずれの現場でも女性が身に付けた爆弾が爆発した。ナイジェリア北東部ではイスラム過激派ボコ・ハラムや「イスラム国」(IS)系グループの襲撃が相次ぎ、10年以上で数万人が殺害されたとの報告もある。