Image: Play for Dream

なおマヌケな顔を映し出しやすい逆パススルーなEyeSightは不採用です。ぶっちゃけ朗報だと思います。

Apple Vision Proが公開されてから、いくつかのVision Proそっくりさんが大陸方面で生まれたと聞き及んできました。先日ジャカルタで発表された「Play For Dream MR」も、そんなVision ProフォロワーなXRヘッドセットですが、今までのモデルと違うのは性能です。スタンドアローン型XRヘッドセットのなかでは、ダントツといえる性能を持っているのです。

解像度は片目3840×3552ピクセル、45PPD

Image: Play for Dream

仮想空間を綺麗に映し出すには、ディスプレイの解像度とピクセル密度が重要になってきます。Play For Dream MRのディスプレイ性能は、片目3840×3552ピクセル、45PPD。 Micro-OLEDリアル8Kの映像の美しさは、メーカーいわくIMAXシアター級に達してるんですって。

参考までにVision Proのディスプレイ性能は、3800×3000ピクセル&34PPDと言われており、Vision Pro超えを目指して開発されているXRヘッドセットというのは確実。なおレンズも、Vision Pro同様に薄いパンケーキレンズが使われています。

バッテリーは後頭部に収納&外部バッテリーとの2WAY仕様

Image: Play for Dream

後頭部を支えるヘッドバンドは、Vision Proみたいなやわらかニットではありません。しかし、MetaのQuest Proみたいにバッテリーを内蔵しており、ケーブル&重いカタマリをぶらぶらさせなくても使える仕様になっています。バッテリー容量は5,060mAh。約1時間ほど使えるみたい。

ヘッドバンド内蔵バッテリー込みの重量は650g。ちょーっと重いかな。

また10,000mAhの外部バッテリーも付属しており、合わせて3〜3.5時間使い続けられます。30W以上の急速充電にも対応、ということは、USB ACアダプタや高出力なUSBハブとつなげても大丈夫と考えてよさそう。

空間コンピューティングを実現するSnapdragon XR2+ Gen 2

Image: Play for Dream

ワンチップのXRヘッドセットとしては、現状最強モデルとなるでしょうか。SoCはSnapdragon XR2+ Gen 2を採用します。複数ウィンドウ+αの表示が可能ということをアピールしており、空間コンピューティングもカバーする姿勢を見せていますね。

OSはAndroidをベースとした独自モノ。もちろんSteam VR環境でも使えます。メモリ16GBでストレージは512GB/1TBの2モデルが用意されます。

ハンドトラッキング、アイトラッキング、コントローラ全部あり

Image: Play for Dream

付属コントローラだけではなく、ハンドトラッキング&アイトラッキングでも操作可能です。なおアイトラッキングの機構を活かし、IPDの自動調整にも対応しているとか。

3200万画素空間ビデオカメラは美白モードも搭載

Image: Play for Dream

面白いのが、現実を見通すMR時にも使うカメラです。空間ビデオやVR180規格の動画撮影が可能で、電子手ブレ補正を搭載。さらに美白モードまで使えます。自分の生身の眼球で見るよりも、家族やパートナーの姿をきfれいに見ることができる、と。所変われば品変わるとはいいますが、こういう機能が求められている国があるってことよね。

Vision Pro似のHMDのなかで最強の存在となりそう

Image: Play for Dream

気になるお値段は2,000ドル(約32万円)からみたい。高いけどVisionProより安い。Macユーザーでなければ心踊るかも。4K動画を見るためのAV機器として、とっても魅力的な存在ですし。

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Apple Vision Pro安価モデル、すでにいらない“あの機能”が消えるっぽい

Source: Play For Dream