有能と評判のAI検索エンジン「Perplexity」を使ってみた
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思ったよりも使いやすいぞ。
世はAI時代。右を向いても左を向いてもAI、AI、AI、AI…。いやぁ、たいへん便利なんでしょうなぁと思ったりもしますが、なんだかいまいちピンと来ない。
そんなとき、ソフトバンクからお知らせが。生成AI系スタートアップのPerplexity(パープレキシティ)と提携。同社が提供するAI検索サービスの有料版「Perplexity Pro」をソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの3ブランドユーザーなら無料で1年間使えるキャンペーンを開始したとのこと。
一応これまでそこらへんの生成AIは触ってきましたが、あんまりAIがっつり使おうって気がしてなかった僕。長年ソフトバンクユーザーやってますので、ちょっと試してみようかということで、Perplexity Pro、触ってみました。
アプリ版が使いやすい
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Perplexityは、ウェブブラウザ版とアプリ版(iOS、Android)がありますが、今回はiOS版を使ってみました。実はウェブブラウザ版も使ってみたのですが、iOS版のほうが使いやすかったもので(UI含め)。
UIはシンプル。Perplexityは、AI検索エンジンと銘打たれているとおり、Google(グーグル)などの検索エンジンと同じような感覚で使えます。
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試しに、日本における自動運転の現状について聞いてみました。
すると、数秒で答えが返ってきました。Perplexityは質問に対して、ウェブ上にある最新情報を基に回答してくれます。ちゃんと情報元のリンクが表示されます。ソースがわかりやすいのはいいですね。
使い勝手もシンプルですし、普段Google Chromeを使って検索をしているのと同じ感覚で使えるので、これから何か検索するときは、Perplexity使ってもいいかもしれません。
PDFを読み込ませて内容を要約
生成AI系のサービスといえば、やっぱり面倒な作業をやらせたいですよね。たとえば、膨大なPDFの資料を読み込ませて、その要約をさせてみたりとか。
もちろん、Perplexityでもできます。アプリ版だとPDFとかファイルを読み込ませるのちょっと面倒な面もありますが、慣れてしまえば特に問題ないかと(iCloudとかOneDriveとかGoogle DriveとかDropboxとかにファイル上げておけばすぐ読み込めます)。
今回、こちらにある平成30年度の火災状況のPDFファイルを読み込ませて、どんな内容か聞いてみました。
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非常に的確に答えてくれますね。この資料を読み込ませたあと、「平成30年の東京都の火災の数を教えて」と質問すれば、ドンピシャで答えてくれます。わざわざ自分でPDF読んで探さなくていいの、楽ですね。AIってすごい。
音声入力・出力に対応
Perplexityは、音声入力に対応しています。声で質問したら、声で返事をしてくれます。
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日本語を使う場合は、あらかじめ言語設定を変更しておきましょう。
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声で質問するときは、入力欄右にあるアイコンをタップ。
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すると、入力画面が表示されるので、マイクのアイコンを長押しして質問します。話し終わったらアイコンから指を離します。すると自分の話した内容が画面上に表示されます。多少認識が悪くても、Perplexity側で修正してくれているみたい。
答えも音声で返ってきます。若干こなれてない感じはしますが、一所懸命話してくれているようでそれはそれでいいかも。文字も出るので、内容の把握が困難ということはありません。
AIと会話したいなぁと考えている人は、この音声入力でビシバシ話してみるといいでしょう。
Pro版は複数のLLMを切り替えられる
Perplexity Proのみの機能としては、複数のLLMの切り替えがあります。
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使用できるのは、PerplexityのLLMをはじめ、GPT-4o、Claude 3.5 Sonnet、Sonar Large 32K、Claude 3 Opusの5種類。思った検索結果が出ないなと感じたら、LLMを変えてみるのもいいかもしれません。
これだけのLLMを同時に使えるサービスってなかなかありませんから、これだけでもPerplexity Proを使うメリットが感じられます。
Pro版を1年間無料で使う手順
さて、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOユーザーは、Perplexity Pro(年額約3万円)が1年間無料で使えるわけですが、その方法をご紹介しておきます。
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こちらのページにアクセスして、下部にある「今すぐ申し込む」をタップ。あとはメールアドレスを入れて、送られてきたメールにあるURLにアクセスすると、使えるようになります。ちょっと拍子抜けするくらいすぐ使えます。あまりに簡単すぎて、登録手順のキャプチャ取り忘れましたよ…。
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOユーザーのみなさん、手軽にAI検索ができるPerplexity Pro、試してみる価値はありますよ。さて、今日世界で流行っていることは何かな? Perplexityに聞いてみようっと。
Image: 三浦一紀
Source: ソフトバンク