サッカーの元イタリア代表のロベルト・バッジョさん(AP=共同)

 サッカーの元イタリア代表で伝説的名手だったロベルト・バッジョさん(57)が20日、強盗被害に遭った。現地メディアの報道によると、イタリア北部のビチェンツァにある邸宅で欧州選手権のスペイン―イタリアをテレビ観戦中に少なくとも5人の強盗団に押し入られ、抵抗したバッジョさんは銃で頭を殴られて負傷した。

 犯行グループが時計や宝石、現金などを持ち去るまでの40分間、家族とともに一室に閉じ込められたという。強盗団が立ち去った後に警察に自ら通報し、負傷箇所は病院で縫合処置を受けた。(AP=共同)