今年5月、信越線の新潟行きの電車内で、乗客である女子高校生のスカート内に手を差し入れ、わいせつな行為をした疑いで新潟市西蒲区に住む19歳の専門学校生の男が逮捕されました。男はわいせつな行為を約45分にわたって行っていたといいます。

不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、新潟市西蒲区に住む専門学校生の男(19)です。

男は5月17日午前8時24分ごろから9時10分までの間、JR信越線下りの新潟行きの電車内で乗客である女子高校生のスカート内に手を差し入れ、わいせつな行為をした疑いが持たれています。

男が犯行に及んだのは加茂駅付近から新潟駅までの間で、わいせつな行為は約45分にわたって続けられていました。

事件は同じ電車に乗り合わせ、犯行を目撃していた人が被害者の女子高校生を連れて、新潟駅構内の鉄道警察隊に被害を届け出たことで発覚。

防犯カメラ映像や目撃者の証言などから男を特定し、逮捕に至りました。

警察によりますと、当時は天気が悪く、電車内が混雑していて、男は女性の背後に立って犯行に及んでいたということです。

警察の調べに対し、男は概ね容疑を認めるも、一部の行為については否認しています。

警察は男が自身の性的欲求を満たすために犯行に及んだとみて、事件の詳しい経緯や動機、他にも余罪がないかなど詳しく調べています。