4-1

写真拡大 (全5枚)

【前作】から読む。

【第1話】から読む。

前回からの続き。私(カオリ)は、夫のヨウヘイと、3才の息子のヤマト、1才の娘のユナの4人家族です。夫の実家の土地に家を建てて敷地内同居をしています。そんなある日夫のお姉さんであるトモミさんが離婚をして、3人の子どもを連れて帰ってくると言われました。そして義母は「一緒に子どもたちの世話を手伝ってほしい」と頼んできたのです。私はハッキリ拒否。何度も「無理です」と言い続けましたが、義母は勝手にどんどん話をすすめていきます。帰宅したヨウヘイに話をすると……。



翌日。ヨウヘイがひとりで義実家に出向くと、ちょうどトモミさんが帰ってきていたのだそう。ヨウヘイは義母に向かって「甥っ子たちをウチで面倒みることは無理」と切り出しました。ただトモミさん自身はその話を知らなかったようです。



「お礼はするって言ってるでしょう? お金は払うし仕事だと思ってくれればいいのよ」なにがなんでも押しとおそうとする義母に、ヨウヘイの声もどんどん荒くなっていきます。「ウチは無理だよ。お金が発生すれば要求も増えるかもしれないし」



ヨウヘイと義母の言い合いはヒートアップしてしまったのだそう。けれどヨウヘイが私の気持ちに寄り添い、安易にOKをしなくて良かったと心から思います。

3人の子どもたちの面倒を私がみることについて、トモミさんは何も聞いていなかったようです。ただそれについてはとくに異論はなく、むしろ「お願いします」くらいの感じだったそう。今回のことは義母が暴走しただけかと思いきや、トモミさんまで私の労力を当てにしていることが分かって少しガッカリしました。

離婚は大変だと思いますが、その先に待ち受ける苦労を他人の私に背負わせるのはいかがなものかと思います。何が何でも拒否をしなくては……そう思うのでした。

【第5話】へ続く。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子