『アウトサイダー』

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アメリカ演劇界で最も権威のあるアワードとして知られるトニー賞。その第77回目の授賞式が、2024年6月17日(日本時間AM9時~)、ニューヨークのデイヴィッド・H・コーク劇場で開催された。この華やかな授賞式の模様は、日本ではWOWOWによって生中継で放送された。

『第77回トニー賞授賞式』会場図 写真:アフロ

今回、ミュージカル部門では、アンジェリーナ・ジョリーがプロデューサーを務めたことでも話題の『アウトサイダー』が最優秀作品賞を受賞。また『メリリー・ウィー・ロール・アロング』が最優秀リバイバル作品賞を受賞した。同部門の主演男優賞はジョナサン・グロフ(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)が三度目のノミネートにして念願の初受賞。主演女優賞は21歳の若き新人マリア・ジョイ・ムーン(『ヘルズ・キッチン』)が射止めた。助演男優賞は注目のダニエル・ラドクリフ(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)、助演女優賞はキーシャ・ルイス(『ヘルズ・キッチン』がそれぞれ受賞を決めた。

ジョナサン・グロフ (ミュージカル主演男優賞) 写真:GettyImages

マリア・ジョイ・ムーン (ミュージカル主演女優賞) 写真:GettyImages

キーシャ・ルイス (ミュージカル助演女優賞) 写真:GettyImages

一方、演劇部門では斬新なスタイルの作品『ステレオフォニック』が最優秀作品賞を、また『アプロプリエイト』が同部門の最優秀リバイバル作品賞を受賞した。同部門の主演男優賞はジェレミー・ストロング(『民衆の敵』)、主演女優賞はサラ・ポールソン(『アプロプリエイト』)、助演男優賞をウィル・ブリル(『ステレオフォニック』)、助演女優賞をカラ・ヤング(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)がそれぞれ受賞した。

ジェレミー・ストロング(演劇主演男優賞) 写真:GettyImages

サラ・ポールソン(演劇主演女優賞) 写真:GettyImages

ウィル・ブリル(演劇助演男優賞) 写真:GettyImages

カラ・ヤング(演劇助演女優賞) 写真:GettyImages

なお、今年のミュージカル&演劇両部門の俳優関係計8部門は、全員が初受賞となった。

また、作品毎の受賞数は、演劇『ステレオフォニック』が5冠で最多、次いでミュージカル『アウトサイダー』が4冠、ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』と演劇『アプロプリエイト』がそれぞれ3冠、ミュージカル『ヘルズ・キッチン』とミュージカル『サフス』がそれぞれ2冠、それ以外は各1冠という結果となった。

ちなみに、日本人として、方剛(かたたけし)さんが『サーカス象に水を』でミュージカル装置デザイン賞に、西川公絵(にしかわきみえ)さんの所属する三人組の舞台美術ユニットdotsが『民衆の敵』『アプロプリエイト』で演劇装置デザイン賞に、それぞれノミネートされていたが、残念ながらいずれも受賞には至らなかった。


授賞式は、アリアナ・デボーズが3年連続でホストを務め、彼女のオープニングパフォーマンス「This Party’s For You」で華やかに幕を開けた。

アリアナ・デボーズ(オープニング) 写真:アフロ

アリアナ・デボーズ 写真:GettyImages

ミュージカル部門で作品賞、演出賞など4部門を受賞した『アウトサイダー』は、フランシス・フォード・コッポラ監督が映画化したことでも知られるS・E・ヒントンの青春小説を原作に、アンジェリーナ・ジョリーがプロデューサーを務めたもの。本作にはジョリーの15歳の娘のヴィヴィアンもジョリーのアシスタントとして参加しており、2人は揃って授賞式に出席。ミュージカル作品賞の受賞が決まった際には壇上に上がり、喜びを分かち合っていた。

アンジェリーナ・ジョリー 写真:GettyImages

レッドカーペット(左:ヴィヴィアン・ジョリー=ピット 右:アンジェリーナ・ジョリー) 写真:GettyImages

『アウトサイダー』(ミュージカル作品賞) 写真:GettyImages

ミュージカル部門でミュージカル・リバイバル作品賞、ミュージカル主演男優賞(ジョナサン・グロフ)など4部門で受賞した『メリリー・ウィー・ロール・アロング』で助演男優賞を獲得し初のトニー賞受賞を果たしたのが、映画『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのダニエル・ラドクリフ。壇上でラドクリフは、共演陣や制作陣ら作品に関わった人々、さらに両親やパートナーのエリン・ダークらへの感謝を、手を震わせながら述べ感動的なシーンとなった。

ダニエル・ラドクリフ(ミュージカル助演男優賞)_第77回トニー賞授賞式_aflo_256654607 写真:アフロ

演劇部門では、『ステレオフォニック』が前評判通りの強さを見せ、作品賞、演劇演出賞、演劇助演男優賞など全体で最多の5部門で3受賞した。人気ロックバンド、アーケイド・ファイアの創始者であるウィル・バトラーが楽曲を書き下ろし、70年代のロックバンド(フリートウッド・マックをモデルにしたと噂されている?)がスターダムにのし上るまでを描いた作品。演劇作品としては史上最多の10部門で13ノミネートを受けていた。

『ステレオフォニック』 写真:GettyImages

毎年、話題を呼ぶパフォーマンスもトップスターたちがハイクオリティなショーを披露。

ミュージカル主演女優賞、助演女優賞に輝いた『ヘルズ・キッチン』は、アリシア・キーズがプロデューサーを務め、自身の半生をミュージカル化したもの。パフォーマンスでは主演のマリア・ジョイ・ムーンらキャスト陣に加えて、アリシア本人も登場し、同作のフィナーレを飾る「Empire State of Mind」を披露。さらにアリシアと共に同曲をリリースして第53回グラミー賞で最優秀ラップ・ソング賞など2部門を受賞したジェイ・Zがサプライズ登場。ふたりでパフォーマンスを披露し、会場は熱狂に包まれた。

アリシア・キーズ、マリア・ジョイ・ムーン(『ヘルズ・キッチン』) 写真:GettyImages

アリシア・キーズ(『ヘルズ・キッチン』) 写真:GettyImages

ミュージカル・リバイバル作品賞などにノミネートされていた『キャバレー』のパフォーマンスでは、主演のエディ・レッドメインがオープニング曲の「Willkommen」を圧倒的な存在感のEmcee(エムシ=)として歌い上げ、会場を沸かせた。

『キャバレー』(エディ・レッドメイン)

同じくミュージカル・リバイバル作品賞ノミネートの『TOMMY』のパフォーマンスでは、プレゼンターとしてTHE WHO(ザ・フー)のギタリスト、ピート・タウンゼントがプレゼンターとして来場し、自らギターを演奏してパフォーマンスにも参加した。『TOMMY』はTHE WHOが1969年に発表したロック・オペラのアルバムから始まり、75年に映画化、93年にブロードウェイ・ミュージカル化された作品で、ピート・タウンゼントが作詞作曲、脚本を手がけている。

ピート・タウンゼント 写真:GettyImages

『TOMMY』 写真:GettyImages

他にもプレゼンターとして、過去の受賞者やアスリートなど多くのスターが来場したが、ひときわ注目を集めたのが元大統領候補のヒラリー・クリントン。女性の参政権獲得に向けた活動を題材にし、2部門で受賞を果たしたミュージカル『サフス』のプロデューサーを務めており、同作のパフォーマンスのプレゼンターとしてサプライズ登壇。社会に変化をもたらすことの難しさについて言及しつつ、女性参政権獲得のために戦った人々を称賛し「選挙の年だからこそ、投票の重要性を感じてほしいと思います」と呼びかけた。

ヒラリー・クリントン 写真:GettyImages

WOWOWのスタジオでは、ナビゲーターを務める井上芳雄と宮澤エマ、スペシャル・サポーターの京本大我(SixTONES)が、演劇ジャーナリストの影山雄成、音楽ジャーナリストの高橋芳朗らと共に授賞式の様子を見守った。井上と宮澤は、番組のオープニングで今年の注目作品の楽曲のメドレーを披露。宮澤は2013年に日本で上演され、舞台初出演となった『メリリー・ウィー・ロール・アロング』への強い思い入れをたびたび口にし、同作の4冠獲得に歓喜した。

『メリリー・ウィー・ロール・アロング』 (ダニエル・ラドクリフ、ジョナサン・グロフ、リンジー・メンデス) 写真:GettyImages

京本は『ハリー・ポッター』シリーズと『ファンタスティック・ビースト』シリーズが大好きということで、ダニエル・ラドクリフとエディ・レッドメインが同じ年のトニー賞にノミネートされていることに大興奮。レッドメインの『キャバレー』の圧巻のパフォーマンスを称賛すると共にラドクリフの助演男優賞受賞のコメントに「感情があふれていて、こっちも嬉しくなりました」と喜びを口にした。

WOWOWスタジオ写真 第77回トニー賞

今年は演劇部門、ミュージカル部門合わせて7人の女性が演出部門でノミネートされたが、井上は、受賞結果や受賞者たちのスピーチから「改めてウーマンパワーを感じました。みなさんが(スピーチで)おっしゃっていた“夢をあきらめないで!”ということ――それはずっと言われていることですが、説得力をもって伝わってきました。時代はどんどん変わろうとしているのが、今年のトニー賞から目に見えて感じられました。僕たちもぜひ一緒に前に進みたいなと思いました」と今年も受賞者たちから大いに刺激を受けた様子だった。

この授賞式の模様は、WOWOWオンデマンドにて6月23日(日)午後2:59まで配信される。一方、「第77回トニー賞授賞式 字幕版」は6月23日(日)午後3:00より WOWOWライブで放送。同番組はWOWOWオンデマンドで6月23日(日)午後3:00から7月8日(日)午前8:59まで配信もされる。

「第77回トニー賞」全ノミネーションと受賞作品/受賞者は次のとおり。

<ミュージカル部門>

【ミュージカル作品賞】
☆『アウトサイダー』[受賞]
■『ヘルズ・キッチン』
■『イリノイズ』
■『サフス』
■『サーカス象に水を』

【ミュージカル・リバイバル作品賞】
☆『メリリー・ウィー・ロール・アロング』[受賞]
■『キャバレー』
■『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル!』
■『TOMMY』

【ミュージカル主演男優賞】
☆ジョナサン・グロフ(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)[受賞]
■ブロディ・グラント(『アウトサイダー』)
■ドリアン・ヘアウッド(『きみに読む物語』)
■ブライアン・ダーシー・ジェームズ(『酒とバラの日々』)
■エディ・レッドメイン(『キャバレー』)

【ミュージカル主演女優賞】
☆マリア・ジョイ・ムーン(『ヘルズ・キッチン』)[受賞]
■イーデン・エスピノーザ(『レンピッカ』)
■ケリー・オハラ(『酒とバラの日々』)
■マリアン・プランケット(『きみに読む物語』)
■ゲイル・ランキン(『キャバレー』)

【ミュージカル助演男優賞】
☆ダニエル・ラドクリフ(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)[受賞]
■ロジャー・バート(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)
■ジョシュア・ブーン(『アウトサイダー』)
■ブランドン・ヴィクター・ディクソン(『ヘルズ・キッチン』)
■スカイ・ラコタ=リンチ(『アウトサイダー』)
■スティーヴン・スカイベル(『キャバレー』)

【ミュージカル助演女優賞】
☆キーシャ・ルイス(『ヘルズ・キッチン』)[受賞]
■ショシャナ・ビーン(『ヘルズ・キッチン』)
■アンバー・イマン(『レンピッカ』)
■ニッキー・M・ジェームズ(『サフス』)
■レスリー・ロドリゲス・クリッツァー(『モンティ・パイソンのSPAMALOT』)
■リンジー・メンデス(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)
■ベベ・ニューワース(『キャバレー』)

【ミュージカル演出賞】
☆ダンヤ・テイモア(『アウトサイダー』)[受賞]
■マリア・フリードマン(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)
■マイケル・グライフ(『ヘルズ・キッチン』)
■リー・シルヴァーマン(『サフス』)
■ジェシカ・ストーン(『サーカス象に水を』)

【ミュージカル脚本賞】
☆シェイナ・タウブ(『サフス』)[受賞]
■クリストファー・ディアス(『ヘルズ・キッチン』)
■ベカ・ブランステッター(『きみに読む物語』)
■アダム・ラップ&ジャスティン・レヴィン(『アウトサイダー』)
■リック・エリス(『サーカス象に水を』)

【ミュージカル装置デザイン賞】
☆トム・スカット(『キャバレー』)[受賞]
■ロバート・ブリル&ピーター・ニグリーニ(『ヘルズ・キッチン』)
■AMP feat. タチアナ・カーヴェジアン(『アウトサイダー』)
■タケシ・カタ(『サーカス象に水を』)
■デヴィッド・コリンズ(『ヒア・ライズ・ラヴ』)
■リカルド・エルナンデス&ピーター・ニグリーニ(『レンピッカ』)
■ティム・ハトリー&フィン・ロス(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)

【ミュージカル衣装デザイン賞】
☆リンダ・チョー(『グレート・ギャツビー』)[受賞]
■ディディ・アイーテ(『ヘルズ・キッチ)』)
■デイヴィッド・イズラエル・レイノソ(『サーカス象に水を』)
■トム・スカット(『キャバレー』)
■ポール・タズウェル(『サフス』)

【ミュージカル照明デザイン賞】
☆ブライアン・マックデヴィット&ハナ・S・キム(『アウトサイダー)』)[受賞]
■ブランドン・スターリング・ベイカー(『イリノイズ)』)
■ブラッドリー・キング&デイヴィッド・ベンガーリ(『サーカス象に水を)』)
■イザベラ・バード(『キャバレー)』)
■ナターシャ・カッツ(『ヘルズ・キッチン)』)

【ミュージカル音響デザイン賞】
☆コディ・スペンサー(『アウトサイダー』)[受賞]
■ニック・リドスター(『キャバレー』)
■カイ・ハラダ(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)
■ギャレス・オーウェン(『ヘルズ・キッチン』)
■M・L・ドッグ&コディ・スペンサー(『ヒア・ライズ・ラヴ』)


<演劇部門>

【演劇作品賞】
☆『ステレオフォニック』作:デヴィッド・アジミー[受賞]
■『ジャジャズ・アフリカン・ヘアー・ブレイディング』作:ジョスリン・ビオ
■『メリー・ジェーン』作:エイミー・ハーツォグ
■『マザー・プレイ』作:ポーラ・ヴォーゲル
■『プレイヤー・フォー・ザ・フレンチ・リパブリック』作:ジョシュア・ハーモン

【演劇リバイバル作品賞】
☆『アプロプリエイト』[受賞]
■『民衆の敵』
■『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』

【演劇主演男優賞】
☆ジェレミー・ストロング(『民衆の敵』)[受賞]
■ウィリアム・ジャクソン・ハーパー(『ワーニャおじさん』)
■レスリー・オドム・ジュニア(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)
■リーヴ・シュレイバー(『ダウト~疑いについての寓話』)
■マイケル・スタールバーグ(『パトリオッツ』)

【演劇主演女優賞】
☆サラ・ポールソン(『アプロプリエイト』)[受賞]
■ベッツィ・アイデム(『プレイヤー・フォー・ザ・フレンチ・リパブリック』)
■ジェシカ・ラング(『マザー・プレイ』)
■レイチェル・マクアダムス(『メリー・ジェーン』)
■エイミー・ライアン(『ダウト~疑いについての寓話』)

【演劇助演男優賞】
☆ウィル・ブリル(『ステレオフォニック』)[受賞]
■イーライ・ゲルブ(『ステレオフォニック』)
■ジム・パーソンズ(『マザー・プレイ』)
■トム・ペシンカ(『ステレオフォニック』)
■コリー・ストール(『アプロプリエイト』)

【演劇助演女優賞】
☆カラ・ヤング(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)[受賞]
■クインシー・タイラー・バーンスタイン(『ダウト~疑いについての寓話』)
■ジュリアナ・キャンフィールド(『ステレオフォニック』)
■シーリア・キーナン=ボルジャー(『マザー・プレイ』)
■サラ・ピジョン(『ステレオフォニック』)

【演劇演出賞】
☆ダニエル・オーキン(『ステレオフォニック』)[受賞]
■アン・カウフマン(『メリー・ジェーン』)
■ケニー・レオン(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)
■ライラ・ノイゲバウアー(『アプロプリエイト』)
■ホイットニー・ホワイト(『ジャジャズ・アフリカン・ヘアー・ブレイディング』)

【演劇装置デザイン賞】
☆デヴィッド・ジン(『ステレオフォニック』)[受賞]
■dots(『民衆の敵』)
■dots(『アプロプリエイト』)
■デレク・マクレーン(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)
■デヴィッド・ジン(『ジャジャズ・アフリカン・ヘアー・ブレイディング』)

【演劇衣装デザイン賞】
☆ディディ・アイーテ(『ジャジャズ・アフリカン・ヘアー・ブレイディング』)[受賞]
■ディディ・アイーテ(『アプロプリエイト』)
■エンヴェア・チャカルタシュ(『ステレオフォニック』)
■エミリオ・ソーサ(『パーリー・ヴィクトリアス:ア・ノン・コンフェデレート・ロンプ・スルー・ザ・コットン・パッチ』)
■デヴィッド・ジン(『民衆の敵』)

【演劇照明デザイン賞】
☆ジェーン・コックス(『アプロプリエイト』)[受賞]
■イザベラ・バード(『民衆の敵』)
■アミス・チャンドラシェイカー(『プレイヤー・フォー・ザ・フレンチ・リパブリック』)
■ジヨン・チェン(『ステレオフォニック』)
■ナターシャ・カッツ(『グレイ・ハウス』)

【演劇音響デザイン賞】
☆ライアン・ルメリー(『ステレオフォニック』)[受賞]
■ジャスティン・エリントン&ステファニア・バルバレッラ(『ジャジャズ・アフリカン・ヘアー・ブレイディング』)
■リア・ジェルプ(『メリー・ジェーン』)
■トム・ギボンズ(『グレイ・ハウス』)
■ブレイ・プーア&ウィル・ピケンズ(『アプロプリエイト』)


<ミュージカル・演劇 共通部門>

【オリジナル楽曲賞】
☆『サフス』(作詞作曲:シェイナ・タウブ)[受賞]
■『酒とバラの日々』(作詞作曲:アダム・ゲッテル)
■『ヒア・ライズ・ラヴ』(作詞:デヴィッド・バーン 作曲:デヴィッド・バーン&ファットボーイスリム)
■『アウトサイダー』(作詞作曲:ジェームズタウン・リバイバル(ジョナサン・クレイ&ザック・チャンス)&ジャスティン・レヴィン)
■『ステレオフォニック』(作詞作曲:ウィル・バトラー)

【振付賞】
☆ジャスティン・ペック(『イリノイズ』)[受賞]
■カミール・A・ブラウン(『ヘルズ・キッチン』)
■ジェシー・ロブ&シャナ・キャロル(『サーカス象に水を』)
■リック・クーパーマン&ジェフ・クーパーマン(『アウトサイダー』)
■アニー=B・パーソン(『ヒア・ライズ・ラヴ』)

【オーケストラ編曲賞】
☆ジョナサン・チューニック(『メリリー・ウィー・ロール・アロング』)[受賞]
■ティモ・アンドレス(『イリノイズ』)
■トム・キット&アダム・ブラックストーン(『ヘルズ・キッチン』)
■ウィル・バトラー&ジャスティン・クレイグ(『ステレオフォニック』)
■ジャスティン・レヴィン、マット・ヒンクリー&ジェームズタウン・リバイバル(ジョナサン・クレイ&ザック・チャンス)(『アウトサイダー』)


<事前発表 受賞者>

【功労賞】
☆ジャック・オブライエン[受賞]
☆ジョージ・C・ウルフ[受賞]

【特別賞】
☆アレックス・エデルマン[受賞]
☆エイブ・ジェイコブ[受賞]
☆ニキヤ・マティス[受賞]

【地方劇場賞】
☆ウィルマ・シアター[受賞]

【イザベル・スティーヴンソン賞】
☆ビリー・ポーター[受賞]

【名誉賞】
☆ウェンダル・K・ハリントン[受賞]
☆コリーン・ジェニングス=ローゲンサック[受賞]
☆ジュディス・O・ルービン[受賞]
☆劇作家組合財団[受賞]
☆フリードマン・ヘルス・センター[受賞]

【演劇教育活動賞】
☆シージェイ・フィリップ[受賞]