ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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ヤンキース戦の中継で紹介された大谷の準備、そこに現れたグラスノー

 米大リーグ、ドジャース大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ニューヨークで行われたヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場し4打数1安打。8回に技ありの二塁打はあったものの調子を上げられずにいる。ベンチ裏でバットを振り込み、準備する姿をのぞきに来た相手に、日本のファンは感激。「優しい仲間」「みんな心配して見に来てるの?」とコメントが集まった。

 この試合は米スポーツ専門局「ESPN」による全米中継が行われた。普段はカメラが入らない部分の様子まで伝えられる中、試合中盤にはベンチ裏のスイングスペースで大谷がバットを振り込んでいる姿が紹介された。ネットの裏から大谷を見ているのはチームメートのグラスノー。振り返った大谷はその姿に気づくと、目を丸くして驚いている。

 グラスノーは少しだけ言葉を交わして立ち去ったが、この場面を見た日本のファンからはX(旧ツイッター)上に様々な言葉が並んだ。

「みんな心配して見に来てるの?」
「最近ホームランが中々出ない大谷君を気にかけて見に来たのかな」
「先発で準備もあるでしょうに 優しい仲間」
「ダグアウト裏で ひたすら打撃練習する大谷君を見て、色んなこと想うんだろうな…」
「支え合ういいチームやわ」
「大谷さんの驚き方笑」
「先発してる投手が試合中こんな風に打撃練習見たりするんだね」
「翔平、驚いてるね」

 大谷は6月に入ってからの打率が.206で本塁打も1本だけ。5月16日(同17日)の試合で出塁した際、左脚に牽制球を受けてから数字を上げられずにいる。チームメートもファンも、皆が復調を待っている。

(THE ANSWER編集部)