江戸時代の文献に5月16日は「性交禁忌の日」とされ、「性交をしてはいけない」「この日に行為をすると3年以内に死ぬ」と書かれているそうです。CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では毎年この時期、「性交禁忌の日」についての投稿が殺到します。今年も6月3日放送の名物コーナー「男と女」で、つボイノリオと小高直子アナウンサーがこの日について真面目に考察します。

性交禁忌の日

「性交禁忌の日」について、いくつか疑問点が指摘されました。

「先日、性交禁忌の日について、小高さんが日をまたぐ場合や、そもそもいつからが始まりでいつからが終わりなのかという疑問を呈しておりました」(Aさん)

まず日をまたぐ場合について考えるつボイ。

つボイ「1日という概念は、今は12時過ぎたら次の日になって、次の夜中の12時までは1日。
昔の人は違います。今日6月3日なら3日はその日暮れまで。日が暮れたら4日になります」

行為が始まった日が性交禁忌でなくても、翌日に持ち越して、その日が性交禁忌の日だと問題があるようです。つい、興にのって禁を犯さないように注意が必要です。

いつ始まり、いつ終わる?

2つ目の疑問は、行為の始まりと終わりをいつに設定するかです。

「終わりは大人のリスナーさんは想像がつくと思いますが、男側が『終わり』と言うと、これで終わりですが、どこが始まりでしょうか?」(Aさん)

つボイ「前の戯れも始まりに入っているのでしょうか?」

小高「一番最初に手をつないだ瞬間から始まりなのか、ですよ」

つボイ「これだけ、全リスナーが心配しているのに、どの公的機関もこれについて一切何も言っていない」

続けて「まあ、心配でしたらそこを避けて」と無難なアドバイス。

小高「ややこしいところでしない(笑)」

つボイ「でも、待ったなしやしなぁ」

父の秘蔵品

「最近、春画に興味をもって、昨日本屋で買ってきました。男性のいちもつが大きいこと。あかん、うちの夫と比べたらあかん。エロ本よりエロいです」(Bさん)

小高「春画は浮世絵とかと一緒でデフォルメの文化ですから、本当はそんなことないない」

これに関連して、つボイが昨年の12月のおたよりを取り出してきて紹介しました。

「春画の話ですが、実は実家の両親が亡くなった時、家を片付けたんですが、たぶん父のものであろう紙製の箱が出てきました。

開けてびっくり、春画の本でした。そのさまざまな春画にひとつずつ図解がついていて、いくら還暦すぎのおばちゃんの私でもしっかりと見ていられなくて、そそくさと元に戻しました。

そしたらなんと、それが我が家にあるではないですか。犯人は旦那です。捨てられずに持って帰ったようですが、旦那さんも男だったのねと再認識しました」(Cさん)

つボイ「春の画と書いて春画とはいいですね。あの絵は春の絵です。これがセンスです」

春画は隠れたコレクターが多いようです。終活では預け先を考えておくべきもののひとつですね。

さらに春画に興味のある方へ岐阜浮世絵春画美術館を勧めるつボイ。18歳未満の方は入場できませんが、入場料1,500円。バスの岐阜公園歴史博物館前で下車です。
(みず)

つボイノリオの聞けば聞くほど
2024年06月03日10時02分〜抜粋(Radikoタイムフリー)