またまた話題になるスコットランドの《リーグレベル問題》 セルティックで大活躍のデンマーク人MFオライリーの評価が揺れる
今季のスコットランド国内リーグを制したセルティックでは、23歳のデンマーク人MFマット・オライリーが大活躍した。MFながらリーグ戦で18ゴール13アシストを記録しており、注目度は急上昇だ。
デンマーク代表での活躍も期待されるが、時折話題となるのがスコットランド国内リーグのレベルに関してだ。
今季はレンジャーズとの激しい優勝争いが展開されたが、セルティックにとって国内リーグ制覇は慣れたものだ。一方でチャンピオンズリーグでは勝てないシーズンが続いており、スコットランド国内リーグのレベルを疑問視する声もある。
「スコットランドリーグがスーペルリーガ(デンマーク)、ブンデスリーガ、スペインのリーグと比べてどうなのかという点においては、考えていかなければならない。我々はそのことを十分承知している」(『Daily Record』より)。
オライリーはEURO予選にてデンマーク代表デビューを果たしており、セルティックでの成績を考えればEUROでも見たい選手ではある。しかしセルティックと同様のパフォーマンスを代表でも発揮できるかは未知数なところがあり、それほどスコットランドリーグのレベルを見極めるのは難しいのだ。
セルティックでは古橋亨梧、旗手怜央、前田大然ら日本人選手もプレイしているため、日本国内でもリーグレベルに関しては何度か話題になってきた。オライリーも代表監督ヒュルマンドを納得させるにはセルティックからステップアップする必要がありそうで、今の成績を単純に称賛することは難しいか。