JRT四国放送

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SNS上のやり取りで恋愛感情などを抱かせて、金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」で、2000万円近くをだまし取られる被害が発生していたことがわかりました。

警察によりますと、被害にあったのは板野郡内に住む60代の男性です。

この男性は、2024年1月中旬、Facebookで「日本人女性」を名乗る人物と知り合い、趣味のバイクの話などで意気投合し、恋愛感情を抱くようになりました。

その後、女性から「叔父が経済学者で指示通りに投資すれば儲かる」などと言われ、指定された口座に10万円を入金しました。

投資アプリで指示通りに操作すると、利益が出ているように表示され、現金も引き出せたことから、男性は、その後6回に渡って、合計1240万円を入金しました。

しかし、その後、再び現金を引き出そうとすると「ロシア戦争の経済制裁で口座が凍結された」などと言われ、凍結解除のための費用として、追加で約704万円を入金しました。

最初の10万円も含め、あわせて約1954万円をだまし取られたということです。