2019年に大麻取締法違反の罪で起訴された元KAT-TUN田口淳之介が、薬物逮捕から留置所生活を赤裸々告白。今反省してほしい人は「田中聖」と述べるシーンもあった。

【動画】元メンバーについて今の心境を語る元KAT-TUN田口

 『愛のハイエナ2』は、 “愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)がMCを務め、さらば青春の光(森田哲矢東ブクロ)がレギュラー出演する。この日のゲストには華原朋美と田口淳之介が登場した。

 これまで、芸能界の出所後を追って来た同番組。今回、注目したのはグラビアアイドルとしてすさまじい人気を誇るも、その後、3度の覚せい剤で逮捕された小向美奈子。セクシー女優としてデビューするなど、なにかと世間を騒がせ、3度目の逮捕で刑務所へと収監された。出所から8年、薬に手を出さずしっかり反省をしているのかを調査した。

 VTR終了後、田口の逮捕についての話題に。田口は、2019年に乾燥大麻数グラムを所持したとして現行犯逮捕。懲役6月、執行猶予2年の判決を言い渡された。

 自身の逮捕について田口は「初めての逮捕で終わったという気持ちがありました」と告白。留置所では、朝、新聞をもらうそうだが「新聞のラテ欄は、入所している人がかかわっている番組は全部マジックで黒く引かれる」という。森田から「ほかに入ってる芸能のかたとかも」と尋ねられると「それもあるかもしれませんが、どう考えても僕。ラテ欄を見たときに、全部真っ黒で、こんなに報道されてるんだ」と驚いたという。実際に新聞をめくってみると芸能欄が全部真っ黒になっており「とてつもないことになったなと」と当時の心境を告白した。

 また、留置所での買い物事情についても解説した。「500円の保湿クリームを買うのをケチって、リップクリームをここら辺に塗っていました」と頬にリップクリームを塗っていたことを打ち明けた。さらに、食事は朝の弁当、昼の軽食、夜の弁当があったそうで、昼の軽食には食パンが3切れ出てきたそうだ。それを見た田口は「人生で食パン3切れも食ったことないな」と感じたという。しかしだんだんと慣れてきて、1枚目はマーガリン、2枚目にチョコを塗って、3枚目はミックスにするなど、味も楽しめるようになっていったと打ち明けた。

 森田から「1番辛かったことは何ですか」と聞かれると「毎日が辛かった」とのこと。それまではアイドルとして多忙な毎日を過ごしていたため、留置所では時間がたくさんあり、時間の経過もとてもゆっくり感じていたという。「落ちてる毛を一個一個拾ったり、筋トレしたり・・・」と時間のつぶし方を告白した。また、反省してほしい人に元KAT-TUNメンバーの「田中聖」の名前をあげた。