発達検査では「自閉症スペクトラム症」が多い傾向、グレーゾーンも約2割
SVCは1月30日、「ふぉぴす」が子どもの発達に悩む保護者に向けて実施した「発達検査の診断結果について」のアンケート調査の結果を発表した。調査は2023年12月、1歳〜12歳の子どもを持つ男女200人を対象に行われた。
発達検査の診断結果はどうでしたか
まず、子どもが発達検査をしている75人に診断結果について聞いたところ、22.1%がどの基準も満たさず確定診断に至らなかった「未診断(グレーゾーン)」という結果となった。
最も多かったのは、「自閉症スペクトラム症」で約36%。知的な遅れのないアスペルガー症候群も含まれ、一般的には約100人に1人いると報告されているという。また、性別では男性に多く、女性の約4倍の発生頻度とのこと。
続いて多く見られたのは、「注意欠如・多動症(ADHD)」で約24%。ADHDの有病率は一般的に小児では5%〜6%程度、成人では3%〜4%とされており、日本人の成人では300万人以上とも言われているという。最近では、社会に出て生きづらさを感じて受診に至るケースも多く見られる。
「限局性学習症(LD)」は3.6%。学習障害については比較的割合が低く、診断時期も就学後になるケースが多いことから、同調査では最も少ない結果となっていると考えられる。学習障害は4.5人に1人の割合と言われており、学校のクラスに1人か2人の計算となる。
発達検査の診断結果はどうでしたか
まず、子どもが発達検査をしている75人に診断結果について聞いたところ、22.1%がどの基準も満たさず確定診断に至らなかった「未診断(グレーゾーン)」という結果となった。
続いて多く見られたのは、「注意欠如・多動症(ADHD)」で約24%。ADHDの有病率は一般的に小児では5%〜6%程度、成人では3%〜4%とされており、日本人の成人では300万人以上とも言われているという。最近では、社会に出て生きづらさを感じて受診に至るケースも多く見られる。
「限局性学習症(LD)」は3.6%。学習障害については比較的割合が低く、診断時期も就学後になるケースが多いことから、同調査では最も少ない結果となっていると考えられる。学習障害は4.5人に1人の割合と言われており、学校のクラスに1人か2人の計算となる。