京都芝はパワー優先 単騎逃げ＆道悪巧者のセオを狙い撃ち
中山は金曜正午の時点で芝ダートともに良。土曜のレース中は、馬場に影響するほどの雨が降らない予報となっている。芝は最終週を迎えるが、依然として高速馬場。内外はフラットだが、S～Mペースなら内＆前で運んだ馬に分がある。ダートは上級クラスになるとペース次第で差しも届く。
続いて京都。こちらも金曜正午の時点では芝ダートともに良。土曜の早朝から雨の予報だが、そこまで激しく降る感じでもない。とはいえ、芝はもともと緩いので、パワーを要するコンディションになることは確実だ。Bコース替わりの影響は少なく、前で運んだ馬が有利。切れを武器とする待機組は大きく割引となる。ダートは普通のペースで流れる限り、逃げ先行馬が残る。エーピーインディ系とストームキャット系の活躍が目立つ。
小倉は金曜正午の時点で芝ダートともに稍重。土曜は断続的に雨が降るので、芝ダートともに稍重～重での開催となるだろう。開幕週の先週、芝は時計が速い割に差しが決まっていたが、道悪でどうなるか。現時点では何とも言いづらいので、前半戦の傾向をチェックしたい。ダートは差しがダメではないが、高速決着が予想されるだけに、4角までには先団に取り付きたい。
【注目馬】
中山11R・グランベルナデット…昨秋以降は結果が出ていないが、3走前と2走前は重賞、前走は典型的な差し決着だったので、まだまだ見限れない。ここは先行馬が少なく、緩い流れの好位で運べそう。未勝利を圧勝した舞台で復活を決める。
京都11R・セオ…逃げれば4戦3勝、3着1回と安定感抜群。それだけに単騎で行けそうなメンバー構成は願ったり叶ったり。道悪も巧者なので押し切りを期待したい。
小倉11R・タロントゥーズ…昇級戦になるが、小回り1700mの高速決着はベスト。同型との兼ね合いがカギだが、好枠を利して行き切れれば連勝があっていい。
