AIが本命に抜擢したのはジャスティンパレス(ユーザー提供：みもりさん)

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　今週の日曜日は、中山競馬場で有馬記念(GI)が行われます。

　有馬記念では外枠が不利と言われています。特に8枠は過去10年の有馬記念で3着が1回だけと結果を残せていません。中山芝2500mはスタートしてすぐにコーナーを迎えるコースとなっていますし、小回りで何度もコーナーを回る事で距離ロスも生じます。これらの要因が重なるため、外枠は不振傾向にあるのではないでしょうか。

　その鬼門とも言える8枠に上位人気が有力視されているスルーセブンシーズ、スターズオンアースが入りましたので、一気に波乱のムードが増した印象です。

　それに加え、今年の有馬記念はファン投票1位となったイクイノックスが引退し、同2位のリバティアイランドも出走しないため、例年以上に混戦模様となっています。

　そんな大激戦が予想される有馬記念ではたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆飛躍の一年を締めくくる走りに期待

　今週の有馬記念でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるジャスティンパレスでした。

　週初の本命候補3頭には挙がっていなかった本馬ですが、その予想が一転しジャスティンパレスに高評価が与えられました。

　ジャスティンパレスはホープフルS(GI)2着、菊花賞(GI)3着などデビュー当初から素質の高さを見せていました。

　今年に入ってからは更に進化を遂げており、阪神大賞典(GII)を制すると続く天皇賞(春)(GI)で悲願のビッグタイトルを獲得。その後も宝塚記念(GI)3着や前走の天皇賞(秋)(GI)2着などハイレベルなレースで安定した結果を残しています。

　また、過去10年の有馬記念では、前走GI連対馬が5勝2着4回3着5回と活躍。複勝率50%、複勝回収率115%と高い数値をマークしているのもジャスティンパレスの好走を後押ししていますし、飛躍を遂げた一年を締めくくる走りに期待したいところです。