「ゴールが一番の薬」鳥栖戦で劇的な同点弾を決めたマリノス吉尾海夏「これから良い波に乗っていきたい」
チームに勝点1をもたらす劇的な同点弾だった。
1−1のドローに終わったJ1第27節のサガン鳥栖戦で、横浜F・マリノスはスコアレスで迎えた87分に失点を許す。しかし90分、チームを敗戦から救うゴールを決めたのが、吉尾海夏だ。
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83分に永戸勝也との交代で左SBに入った背番号25は、敵陣の左サイドで植中朝日からバックパスを受けると、そのままドリブルでカットイン。そしてエウベルとのワンツーでエリア中央に切れ込み、自慢の左足でネットを揺らした。
「外から見ていて、(パスを)出して終わってしまうシーンが多いと感じていました。後半は相手の足がちょっと止まってきていたのもありましたし、出して動いて入っていけば、絶対に剥がせると思っていたので、それが良い形でゴールに繋がりました」
ウイングやトップ下を主戦場とする吉尾だが、今季はその攻撃的なポジションでの出場機会がなかなか得られず、ここまではボランチや左SBでの起用が多かった。
それでも、「どこで出ても自分が与えられていることをやる」と現状をポジティブに捉え、“得点”という目に見える結果に、「個人的には吹っ切れたというか、ゴールが一番の薬ってわけじゃないですけど、すごく難しい時間を過ごしたのは間違いないので、これから良い波に乗っていきたいです」と笑顔を見せる。
リーグ連覇、そして9月19日から始まるACLグループステージの突破に向け、「今はいろんなポジションをやれるのが自分の強み」と話す吉尾の活躍に期待だ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
