デビュー戦は最下位の5着に終わったデルマアートマンが一変を期す(ユーザー提供:えだまめさん)

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 土曜札幌1Rの2歳未勝利(ダ1700m)はデルマアートマン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)の激変がある。

 6月の阪神芝1600mの新馬では僅差の3番人気に支持されたが、番手失速で見せ場なしの5着。振り返ればデビュー前の芝の追い切りも物足りない動きだったので、芝が合わなかったのだろう。ならば、この大敗は参考外でいい。

 血統を見る限り、ポテンシャルは高い。父がオルフェーヴルなら、母は米G1で3着のオータムフラワー。オルフェーヴル×フォーティナイナー系という配合から、ラッキーライラック&エポカドーロのGI馬2頭、さらにダート短距離でオープンまで出世したエイシンポジションなど、活躍馬が続出しているのも頼もしい。名門・友道厩舎の所属でもあり、未勝利で大敗が続くような馬ではないはず。砂替わりでの本領発揮を期待したい。