重賞初制覇を目指すエクロジャイト(今年2月撮影、ユーザー提供:sapphireさん)

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 鳳雛Sを制したエクロジャイト(牡3、栗東・安田隆行厩舎)が、レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。

 エクロジャイトは父ヘニーヒューズ、母オージャイト、母の父キングカメハメハの血統。母の半兄には障害重賞を2勝したサナシオンがいる。ここまで一貫してダートを使われて6戦3勝。とりわけ今回と同じ1800mでは1勝クラス、鳳雛Sと2戦2勝。逃げ脚質とあって目標にされる弱みはあるものの、条件に不足はない。

 ヘニーヒューズ産駒はこれまでJRA重賞を12勝しているが、レパードSは14年にアジアエクスプレスが制するなど[1-0-2-2]の勝率20%、複勝率60%。全5頭が掲示板確保という好成績を残している。また、6月のユニコーンSをペリエール、7月の函館2歳Sをゼルトザームが制したように勢いも十分。血の後押しも受けて、エクロジャイトも一気にタイトル奪取といきたい。