前々走のプリンシパルSを制したパクスオトマニカ(ユーザー提供:あゆさん)

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 ダービー13着のパクスオトマニカ(牡3、美浦・久保田貴士厩舎)が、レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)で重賞初制覇を狙う。

 パクスオトマニカは父ヴィクトワールピサ、母ディープラヴ、母の父ディープインパクトの血統。ここまで7戦3勝。3走前のスプリングSでは差して5着に健闘しているが、前々走のプリンシパルSを含め、過去3勝は全て逃げ切り。前走のダービーでも果敢にハナを主張した。結果は13着ながら、着差は僅かに0秒8。相手関係を考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。

 今回は初ダートがカギとなるが、それなりに馬格があること、前に行けることから考えれば、適性があっても不思議はない。過去のレパードSで芝からの転戦組は15頭いたが、15年ダノンリバティの2着が最高着順。厳しいデータを跳ね返し、史上初となる初ダートVを期待したい。