前走の1勝クラスを楽勝したミスティックロア(ユーザー提供:デカバンさん)

写真拡大

 矢作芳人厩舎がミスティックロア(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)でレパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)の連覇を狙う。

 矢作厩舎は過去のレパードSに管理馬5頭が出走。11年のタカオノボル(2番人気)と13年のサトノプリンシパル(4番人気)が2着、そして昨年のカフジオクタゴン(7番人気)で初制覇を果たした。目下出走機会3連続連対中だから、相性は抜群といえる。

 連覇がかかる今年はミスティックロアで参戦する。父アロゲート、母フォークロア、母の父ティズナウの血統。母が05年BCジュヴェナイルフィリーズの覇者なら、甥は20年の牡馬3冠などGIを5勝したコントレイル。まさしく矢作厩舎ゆかりの血統馬といえる。ここまで3戦2勝。大型馬らしく完成度は低いが、未勝利と1勝クラスの勝ちっぷりから見て、将来性は文句なしだ。2勝馬同士の抽選を突破できるかどうかが最初のポイントだが、出走が叶った今回、圧勝まであっても驚けない。