クラスターCに向け調整されるサンライズホーク(写真中央奥、撮影:井内利彰)

写真拡大

 8月15日(火)に盛岡競馬場、ダート1200mで行われるクラスターカップ。このレースのJRA所属の選定馬として馬名があるのがサンライズホーク(栗東・牧浦充徳厩舎)。未勝利から3勝クラスまで4連勝でオープン入りしているが、ここ2走は10着、6着。2走前は右回りの休み明けで惨敗したが、左回りの前走は出遅れと最後の直線で手前を替えなかったことが大きな敗因ではないだろうか。

 今朝2日はレースに向けた追い切り。1回目のハローが終了したCWへ、M.デムーロ騎手を背に入場。ジャストザビアンカが先行して、それを追いかける形だったが、6F標識を通過したところで5馬身くらいの差があった。

 先行馬はやや行きたがるところを見せていたが、こちらはジョッキーがうまくなだめて、リズムよく、3コーナーから4コーナーを抜けていく。最後の直線に向くところで内を通った分、前との差を詰めていき、ラスト1F標識のところでは馬体を並べていった。

 手応えはこちらが劣勢に映ったが、決して脚色一杯という感じでもない。時計は6F80.6-5F66.0-4F51.5-3F36.8-2F23.0-1F11.5秒。6Fで80秒台をマークしたのは今回が初めて。休み明けでも調教量は豊富で、オープン入りしてからは一番と思える状態だけに、今後の調整も注目したいところ。

(取材・文:井内利彰)