サンタアニタTに出走するヒーローコール(撮影:高橋正和)

写真拡大

 8月2日(水)に大井競馬場で行われるサンタアニタトロフィー(3歳上・SIII・ダ1600m)。南関東の牡牝混合重賞では唯一、ハンデ戦として行われている。

 今年はJRAからの転入馬に加えて、休み明け、3歳馬、格上挑戦の馬など、様々な臨戦過程かつ多彩なメンバーが揃った。真夏の名物重賞を制するのはどの馬か。発走予定日時は2日(火)の20時10分。主な出走馬は以下の通り。

■ダノンスプレンダー(牡7、大井・宗形竹見厩舎)

 JRA所属時にダ1800mで6勝を挙げた実績馬。3月のマーチSで勝ち馬から0.6秒差の8着、4月のオアシスSで0.3秒差の6着と衰えは感じられない。名手・吉原寛人騎手を鞍上に迎え、転入初戦でも態勢は万全だ。

■ヒーローコール(牡3、浦和・小久保智厩舎)

 羽田盃、東京ダービーではミックファイアの2着に敗れたが、雲取賞ではのちの米G1・2着馬マンダリンヒーローに先着。古馬相手に57kgの斤量は楽ではないが、世代屈指の実力を発揮して重賞制覇を狙う。

■タイムフライヤー(牡8、大井・村上頼章厩舎)

 8歳を迎えた古豪だが、4月のブリリアントCでは勝ち馬と0.1秒差の3着に入るなど実力は健在だ。昨年のフェブラリーSで5着があるようにマイルはベストの距離。約3年ぶりの重賞タイトルをつかめるか。

 そのほかにも19年の兵庫GTを制したデュープロセス(牡7、大井・福永敏厩舎)、条件戦を8連勝中のシュアゲイト(牡6、大井・坂井英光厩舎)などが出走を予定している。