KREVA

写真拡大 (全5枚)

KREVAが7月9日(日)開催した『KREVA CONCERT TOUR 2023「NO REASON」』Zepp Yokohama公演のオフィシャルレポートが到着した。

KREVAが“有歓声” で自身の誕生日である6月18日から宮城・SENDAI GIGS、7月2日は大阪・Zepp Osaka Bayside、7月9日は神奈川・KT Zepp Yokohamaを巡ったライブツアー『KREVE CONCERT TOUR 2023『NO REASON』を完走。その最終公演の模様をレポートする。

コロナ禍、コール&レスポンスでみんなで作るのが“完成形”だった曲をあえて封印していたKREVA。今回のツアーではついにそれを全面解禁! ライブはオープニングから場内には割れんばかりの大歓声が轟き、感動で涙を浮かべながら観客らが大合唱するナンバーで幕開け。冒頭からいきなりクライマックスな曲、ハイライト尽くしな曲をどんどん連発していき、フロアをノンストップで沸かせていくKREVA。ステージ上のKREVAは、いままであまり見たことがないような興奮気味のオーラを放ち、熱唱。フロアは“KREVAのライブってこんなにコール&レスポンスの声がデカかったっけ!? ”と思わせるほど、迫力満点の歌声を一丸となって響かせる。お互い歌とともに、表情のやりとりでコロナ前の繋がりを思い出し、場内は「これだよ」という熱い気持ちと熱気で満たされていく。

「有観客、有歓声のライブ、俺も待ってました」といってファンと目と目を合わせたコミュニケーション、声を重ねて感じたぬくもりで「これが本当の俺のライブ」と口元をニヤリとさせるKREVA。ここからはこれが「基準」といわんばかりに、この曲のようにゴリゴリのラップを繰り出す曲あれば、「音色」のようなメロウなラブソングで心揺らす曲も歌う。こうしてKREVAの作るGOOD MUSICのなかでも、みんなで歌うことにフォーカスしたパフォーマンスで、KREVA、KREバンド、フロアが三位一体となって全力で熱唱して頂をつかみとったところで、ライブは大団円を迎えて終了。

KREVAはこの熱をキープしたまま9月14日には恒例のKREVA主催の“音楽の祭”『908 FESTIVAL』を日本武道館で開催。9月15日には、同場所でこの『KREVA CONCERT TOUR 2023『NO REASON』』の追加公演を行ない、武道館に“あの曲”の割れんばかりの大合唱を響かせる。

また、その前、8月1日には青森ねぶた祭2023前夜祭にライブ出演し、青森では新曲「ラッセーラ」を初披露。さらに、8月3日には「青森PTA連合会」団体のねぶたにKREVAが参加する。さらに、ツアーの追加公演後となる9月18日、客演にKREVAを迎えた「Players’Player feat.KREVA」が絶好調のOZROSAURUSが神奈川・横浜アリーナにて開催する『NO LEGEND』に、KREVAは客演アーティストとして参加。これら以外にもフェスやイベントなど、KREVAは精力的に駆け抜けていき、来年の20周年へとつないでいく。

取材・文=東條祥恵 撮影=YUSUKE TAKAMURA