ryuchellさん(写真:Pasya/アフロ)

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元女子プロレスラーの木村響子さんは2023年7月12日、急逝したタレントのryuchell(りゅうちぇる)さんを、ツイッターで追悼した。同日は、誹謗中傷を受け亡くなった娘・花さんの裁判に臨んでいた。

「訃報がつらく他人事ではなく」

恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演したプロレスラー・木村花さんが誹謗中傷を受けて自殺した問題について、母・響子さんがフジテレビと番組制作会社に損害賠償を求めた裁判が12日から始まった。

花さんが出演者とのトラブルで激怒するシーンが公開されると、SNSで花さんに対する誹謗中傷が相次ぎ、20年5月に花さんは自殺した。22歳だった。響子さんは、被告側が花さんに対する安全配慮義務を怠ったとしている。

響子さんは第1回口頭弁論で意見陳述を行った後、ツイッターで「闘うと決めたので闘いぬきます」と決意を表明。その後ryuchellさんの報道に触れ、こう述べた。

「今日はやはりりゅうちぇるさんの訃報がつらく他人事ではなくSNSから離れます」

ryuchellさんは同日、東京・渋谷区の事務所で亡くなった。27歳だった。自殺の可能性があると各メディアで報じられている。ツイッターではryuchellさんを惜しむ声が相次ぎ、関連する単語が複数トレンド入りした。

響子さんは「心よりご冥福をお祈りします」とryuchellさんを偲んだ。