ryuchellさん(写真:Pasya/アフロ)

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タレントのryuchell(りゅうちぇる)さんの訃報を受け、ものまねメイクで知られるタレントのざわちんさんが2023年7月13日、インスタグラムのストーリーズで持論を展開した。

「人に投げかける言葉に重みを感じなさい。無責任が」

タレントのりゅうちぇるさんが12日、東京・渋谷区の事務所で亡くなった。27歳だった。各メディアが同日報じた。

りゅうちぇるさんとモデルのPecoさんは16年の大みそかに結婚を発表。Pecoさんのインスタグラムで22年8月25日に「夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました」と離婚を報告していた。

ざわちんさんは訃報があった12日夜、ストーリーズを更新し、次のように投稿した。

「全く家族に関係のない赤の他人(アンチ)によって1人の子供の父親が亡くなった。失った。あなたたち責任取れるの? 責任取れる思いでひとつひとつ発言してる? 人に投げかける言葉に重みを感じなさい。無責任が」(原文ママ・以下同)

続く投稿では、「人を傷つける言葉が凶器と同じだってこといい加減わかった方がいいよ。なんでそんなのも知らないの。『薬物乱用は絶対ダメ。』それと同じくらい当然なことのはずなのに気軽にやりすぎじゃない?」と怒りをあらわにした。

「強い人間でも弱い人間に変えてしまうのが中傷やいじめですよ」

その後、13日の投稿でざわちんさんは、上述の投稿について、「死因は中傷じゃないかもしれないのに決めつけないほうがいいですよ。発言に気をつけて下さい。間違った情報を流すことになりますよ」とする指摘を受けたとし、「えっと、、なにでしたら納得しますか?」と反論。

誹謗中傷について「私は少なからず"死因の一つ"でもあると思ってます」とし、「どんっっっなに!!!!!!強い人間でも弱い人間に変えてしまうのが中傷やいじめですよ」と主張。

「死因にこだわるのは違うのではないでしょうか」として、「どんな中傷をされていたかあなたたちは見ましたか? それを見て自分だったら耐えらますか?」(原文ママ)と問いかけた。

こうした投稿を行った理由について、自分のイメージが変わってしまう可能性もあるとしつつ、どうしても伝えたかったとした。

「私は今回の件でイメージを良くするために発言していません。悪くなってもいいです。嫌いになってもいいです。はっきりと中傷をすることいじめをすることは最悪な行為ですよ。伝えたいのです」

自身も誹謗中傷に悩まされた経験があるとしている。

「決して便乗してるわけでなく一度や二度ではなく何度もいじめや中傷によって私も自殺を考えたことがあるのでとても悔しくなりこんな世の中に呆れを感じました。調査によるといじめの件数も増えていく一方だし、SNSも言いたい放題やりたい放題。なので声を大にして上げました!」

【悩みを抱える人へ、厚生労働省が紹介している主な相談窓口】
・いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟) 0570-783-556(ナビダイヤル)/0120-783-556 (フリーダイヤル)
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・#いのちSOS(特定非営利活動法人 自殺対策支援センターライフリンク) 0120-061-338
・よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター) 0120-279-338/(岩手県・宮城県・福島県から)0120-279-226
・チャイルドライン(特定非営利活動法人(NPO法人) チャイルドライン支援センター) 0120-99-7777 (フリーダイヤル)
・子供(こども)のSOSの相談窓口(そうだんまどぐち)(文部科学省) 0120-0-78310(フリーダイヤル)