【2025年】法改定で原付が世の中から消える!?
元国際レーシングドライバーの杏仁さんの弟と現役レーシングドライバーのラバー博士が、車やバイクに関する情報を発信する「あかでみっくモーターカレッジ」より、排ガス規制によって2025年に原動付き自転車が無くなる新法律を解説する。
この記事はYouTube配信「【衝撃の真実】2025年に原付が無くなります!50ccバイクはどうなってしまうのか?新法律を解説します」から、ライブドア社の自動書き起こしツールによって生成されています。
2025年、原動機付自転車が消滅へ
杏仁さん弟: 皆さん、この世の中から原付がなくなると聞いたらどう思いますでしょうか? あの便利な乗り物・原動機付自転車。それが、なんと2025年になくなってしまうんですよ! それについて調べてまいりましたので、ラバー君とともに深掘りしていきたいと思います。
ラバー博士: はい、大変ですね!
杏仁さん弟: そう。慣れ親しんだ原動機付自転車。あっ、ちょっと離しとこ。
ラバー博士: ははは!(笑)
杏仁さん弟: 高校生のとき、皆さん暴走してませんでした? ぱーぱぱぱぱぱ…。
ラバー博士: しません、しません!
杏仁さん弟: ああいった原動機付き自転車が、なんと2025年なくなります。
ラバー博士: えらいこっちゃですね。
杏仁さん弟: これはですね、やはり排気ガス規制なんでしょうか? 時代の波というものは、もう避けることができないんでしょうか? やはり、時代が経っていくとともに、いろいろなエンジンがなくなっていっています。
杏仁さん弟: 皆さん覚えてますでしょうか? あのCastrolのあの白い煙のあの甘い匂い、思い出す方もおられるでしょう。なんで俺、こんな漫談みたいにしゃべとるんや。
ラバー博士: 懐かしいですね。
杏仁さん弟: ああいったね、排気ガスの規制によって、なんと2005年原動機付自転車がなくなってしまうわけですよ。
2022年、排気ガス規制「ユーロ5」施行
ラバー博士: 今回、何が施行されたかというと『ユーロ5』という排気ガス規制だったんです。このユーロ5の法律自体は、なんと2022年に施行されているんですよ。それによって、あの名車が世の中から消えました。
杏仁さん弟: CB400が新車で販売終了。
ラバー博士: あの、皆さん免許取りに行くときに教習所で乗ったじゃないですか、あの乗りやすいバイク。
杏仁さん弟: バイクだけは電動化してほしくないな。車は、今どんどんどんどん電動化の道を歩んでいるじゃないですか。バイク電動化してしまったら、マフラーのサウンドを聞けなくなっちゃうんですよ。なので、このバイクだけはエンジンサウンドというのを残してほしいな。とはいえ、世界全体が電動の方に行っているわけでしょう? その影響で原動機付き自転車のエンジンというものが、どんどん淘汰されていってるってことですかね、これ?
ラバー博士: はい。このCB400 SUPER FOURも、やっぱり昔からずっーとある名車という風にポジティブに言えばそうなんですけれども、逆に言えば設計エンジンが古いものになるんで、やっぱり排ガスとしてはバンバンバンバン汚いものを出すっていうものだったんですよ。250cc以上の普通バイクの方には、もう去年に施行されてめっちゃ厳しくなっていろんなバイクが消えました。
2025年、原動機付き自転車が世の中から消える?
ラバー博士: 原付の方は、まだ猶予期間を持たれていたんです。すぐにはそんな燃費のいい排ガスがクリーンなエンジンって作れませんよね。ちょっとお時間あげましょうか?ということで、2025年まで待ってくれているんです。ただ、その2025年に果たしてそんなエンジンが出来上がるのかというと、恐らく「No」だという風に言われておりまして、2025年には世の中から消えるんじゃないかと言われているんです。
ラバー博士: また、このユーロ5の中身がめちゃくちゃ厳しくて、一酸化炭素の量・窒素酸化物の量・炭化水素の量だとかが「はい。この辺にしましょうね」という基準があるんですけども「今までのエンジンでそんなこと絶対無理に決まっているだろう!」っていう厳しい法律なんですよ。
杏仁さん弟: 車の車検の時に、よくレーンの一番最後で測られるやつね。まぁ最初か最後で測られる排気ガス検査ですよ。
ラバー博士: そうです、そうです。
杏仁さん弟: あれって、車の生まれた年式によって基準が決められてて。古い車だったら全然いいんですよ、この辺が多少混じってても。ただ、その年式以上っていうのを超えている車とかっていうのは、これを守らなければ車検通らないっていうのは車の方ではあるんですね。
ラバー博士: はい。バイクも同じですね。排気システムだとかマフラーだとかを交換して構造変更で公認のものに車検を通そうとしても、今って通らないんですよ。ただ、この話って今に始まったことじゃないんですよ。昔からずーっと排ガス規制というのは、どんどんどんどん厳しくなっていっているっていう歴史を踏んでいっているんです。皆さん思い出してください、懐かしのあの2006年に消えたものたち覚えていますか?
2006年、世の中から2ストが消える
杏仁さん弟: 2サイクルのエンジンですよ。
ラバー博士: はい。懐かしいですよね。
杏仁さん弟: キャブ車ね。
ラバー博士: 今でこそ全部新車で売られている原動機付自転車って4ストなんですよ。パパパパパパってやつなんですよ。昔の原付ってビーじゃないですか。
杏仁さん弟: 昔の原付を知りたい方たちは、是非「放課後」の方で、ちょっとエンジンバラしたりとか、透明のエンジンにしたりしているので、ちょっと見ていただいたらいいと思うんですけども、あれの排気ガスが濃いんですよね。
ラバー博士: そうそうそうそう。
杏仁さん弟: 真っ白の煙が出ますからね。
ラバー博士: あれがいいっていう人たちも居るにはいるんですけど、冷静に考えたら確かに排ガスいっぱい出してたなって感じですもんね、あれ。
杏仁さん弟: 2006年ということは今から数えること16年前。
ラバー博士: そうですね、16〜17年前になりますね。
杏仁さん弟: そうか。僕が大昔に乗ってたNSRですからね。早かったよ2サイクルは。
ラバー博士: はい。そうなはずです。普通にスクータータイプのディオだとかアプリオとかもめっちゃ早かったもんね。
杏仁さん弟: あれは確か、燃焼効率が良かったんじゃないのかな。
ラバー博士: はい、そうですね。ただ、この2ストのエンジンというのは、オイルを燃やしながら走ってたじゃないですか。
杏仁さん弟: そう。ガソリンの中にオイルを添付しながら出すから、やはり燃焼室。ピストンの上のシリンダーの中の燃焼室内で排気ガスがやっぱりボコって出ていく。そう、これがね。ハイオクとレギュラーだったら「ハイオクも燃えカス少ないですよ」って何かよく聞いたことないですか?
杏仁さん弟: 「レギュラーの方が燃えカスちょっと多いですよ」みたいな感じで、"オクタン価"みたいな単語って皆さん聞いたことあると思うんですよ。そういった動画は前回ラバー君が森の中で語っているので、こちらを見ていただいたらいいと思うんですけども。それの一番ひどいバージョンが2サイクルなんですよ。
ラバー博士: 道路でも左側を原付がビィーン!と抜かしていくと「うわっ!結構ニオイするな」っていう風に思った思い出ありませんか?
杏仁さん弟: いや違う! あの中にCastrolのオイルを入れると甘くていいニオイがするのよ。
ラバー博士: うん。まぁね(笑)。
杏仁さん弟: これ絶対、共感いただいている方おられると思います。
ラバー博士: 僕も2ストは大好きでした。ただ、そのニオイ懐かしいなと思うのは我々確かにあるんですけども、普通に考えたら臭いがするってことは排ガスバンバン出してるってことですからね。そしてですね、今この2輪の話をしてますけども、もっと昔に遡ると4輪普通自動車の方でも、この排ガス規制の大波っていうのは来てたんですよ。思い出してください、2000年です。
2000年、世の中から名車のスポーツエンジンが消える
ラバー博士: 何が消えたかというと、皆さん大好きスポーツエンジン・スープラの2JZ、スカイラインGTRのRB26、シルビアのSR20、そしてRX-7の13B。
杏仁さん弟: これは世界に誇れる日本の名エンジンですよ。これが排ガス規制によって消えたわけですよ。
ラバー博士: 一気に消えましたもんね。
杏仁さん弟: 台所の奥さん、全然分からない話だと思うんすよ。こんなマニアックな型式パンパンパンパン言われたら。マニアックすぎて分からないでしょう?
同時期、ディーゼルエンジンにも規制がかかる
杏仁さん弟: これとほぼ同じ時期に何があったかというと、ディーゼルエンジンの規制だったのを覚えてます?
ラバー博士: ありましたね。
杏仁さん弟: あれですよ。あの黒鉛が地球を汚すよみたいな感じのエンジン。それが今世界で爆売れできるんですよこれ。これは、めちゃめちゃ価値上がっていますからね。はい、皆さん転売用のメモいいですか?
ラバー博士: ははは(笑)。
杏仁さん弟: Yahoo!オークションで見ていただいて、ぜひebayとかでちょっと価格差を見ていただくと凄い金額で取引されてますから。
ラバー博士: つまりですね。2000年までは、日本の自動車メーカーはスポーツカーばんばんバンバン作れていたんです。この排ガス規制によって一気にスポーツエンジン、名機たちがナシとなっちゃったせいで、日本のメーカーからしたらスポーツカーを作るっていうのは、お金かかる開発しなきゃいけないリスクが高いということで、最近はほとんどなくなっちゃったんですよね。
排ガス規制に対する開発側の対応
杏仁さん弟: 今残ってる最新のGTRはあるじゃないですか。あれも3,800cc。あれってでも名機でしょう?
ラバー博士: はい。
杏仁さん弟: でも、排気ガス規制は突破してる?
ラバー博士: そうです。
杏仁さん弟: 今のスープラは?
ラバー博士: 今のスープラはBMWが開発したエンジンなんですけども、そのスープラのエンジンもGTRのエンジンもスゴく頑張って開発して、この環境規制に対応してるのでめっちゃ高いんですよ。お値段高いんですよ。
杏仁さん弟: 技術の結晶が詰め込まれている感じね。昔の2サイクルのエンジンね速い速いってゆうて結構ね、雑ですよ。これほんとに。
ラバー博士: 確かに。部品少ないですからね。
杏仁さん弟: 部品点数少ないし、細かいところまでやってるんでしょうけど、やっぱり簡単に作れそうな気がします。なので、技術力を上げるためには、やっぱりお金がかかるということですよ。
ラバー博士: 今、お話に出ましたけども、対策としてはお金かけるしかないっていう話になってくるんですよ。この排ガス規制に対応しようとすると、つまりは普通に考えたら「キレイな排ガスを出すエンジン」か「そもそも、排ガスを少なくするハイブリッド」かの2択になっちゃうんですよ。
杏仁さん弟: キレイな排ガスってマジで難しいですよ。「燃焼室の中で燃えカスなくしましょうね」ってことですからね。燃えカスがあるのが2サイクル。まぁひどいバージョン。燃えカスが少ないキレイな空気を出そうと思ったら何が必要ですか?って言ったら、
二次空気を取り入れる場所だったり、マフラーの開発だったり、そういったところにやっぱりコストがどんどん掛かっていくわけですよ。そのコストに原付、安いお金で皆さん覚えてません?高校生入った時に「原付、買ってよ」ってお父さんにおねだりしませんでした? 僕はしましたね。僕は勝手に買いましたよ。そして、親父に怒られました。
ラバー博士: ははは(笑)。
杏仁さん弟: 安かったこの原付をこんな高価なシステムと技術力を満載にしたら、いくらまで跳ね上がるんだということですよ。
ラバー博士: はい。車だったらまだ簡単なんですよ。いろんな車にその高効率のエンジンを流用できますし、ハイブリッド化したとしても、そのモーターやバッテリーを積む場所があります。ただ、2輪バイクって話になると、流用できる車種ってそんなにもないし、ハイブリットのモーターを置く場所なんて、もちろん2輪なのでないわけですよ。
杏仁さん弟: 実際、原付でハイブリッドを作ったらどんな大きさになるんでしょうね?
ラバー博士: そうそうそう。
杏仁さん弟: 「ハイブリッドバッテリー、背中に背負ってください」みたいな二宮金次郎みたいな状態になるよねきっと。
ラバー博士: 価格アップについても、4輪の車の世界で今までの時代どうなってきたか、みなさん思い出してみてください。大体そうですね、15〜16年前のこの排ガス規制がなされる前の時代に戻ってみますと、デミオとかヴィッツとかが100万切ってたじゃないですか。
杏仁さん弟: 99万8000円とかね。
ラバー博士: そう。あったじゃないですか。今、そんな値段で新車買えないですからね。新しい燃費規制だとか排ガス規制に対応させた高効率のめっちゃいいエンジンを積んでいるんで、どんな車でも今新車って100万以上。何だったら今120〜130万ぐらいで買えたカローラが200万ぐらいしますからね。同じように原付が値上がりしたら皆さん買いますか?って話なんですよね。
杏仁さん弟: 「ハイブリッド原付だったら買います」とはならないんですよ。
ラバー博士: ならない、ならない。
杏仁さん弟: やっぱりそういうリアクションになるんですよ。やっぱり、安い原付の方がいいじゃないですか。チョイ乗りですよ。
原付のテーマは"チョイ乗り"
ラバー博士: そうなんですよ。原付のテーマって「チョイ乗り」なんですよ!
杏仁さん弟: 昔ね、原付で神戸から大阪まで行った、もう○ぬかと思った。
ラバー博士: まぁまぁまぁ、日本1周される方もいらっしゃるちゃあいらっしゃると思うんですよ。
杏仁さん弟: 「免許取って行けるところまで行ってみよう!」というやつあるじゃないですか? 片道行った後に「この原付乗ったまま、何とかして電車に乗れるものか?」なと。
ラバー博士: ははは(笑)。
杏仁さん弟: それぐらいしんどい。
ラバー博士: 原チャリの需要っていうのは、もちろん高校を卒業してまだ車を買うお金はないという若い人たちのための18・19・20歳ぐらいの人たちのチョイ乗りのバイクであったり、都会で東京だとか大阪だとかのマンション住まいの人たちで、ちょっとコンビニ行くぐらい、駅に行くぐらいというチョイ乗りの需要として売られているので、そんなものが20万円もしたら買いますか?って話なんですよ。
原付に変わる?電動キックボード
杏仁さん弟: そこで取って代わろうとしているのが、電動キックボードですよ。
ラバー博士: はい。我々の動画でもやりましたね。
杏仁さん弟: 我々の動画は、チャリンコで遊んでましたよ。電動チャリンコ。1台ジョージが買ってきたやつは公道使用できませんというやつと、僕が買ったやつは公道使用できるように改造できますよっていうその2つあるんですけども、あれのキックボードバージョンですよ。チョイ乗りで更に価格が安い。そして、排気ガスを出さないんです。
ラバー博士: 杏仁さんのあのバイクにいくらでした?
杏仁さん弟: あれで4万5000円でしょう。
ラバー博士: でしょ!? あれで十分って皆なるんですよ。安いですもん。
杏仁さん弟: いや、でもあのマフラーの音を聞きたいな。ビビビビビビ…ってね。
ラバー博士: もちろん、そういう方用の20万円かけてでも、音とかそういうエンジン感を楽しみたいなっていう趣味嗜好のためのバイクは、引き続き発売されるという風に言われておりますけども。やっぱりそうではなくて、普通にコンビニに行きたいだけやねん、駅に行きたいだけやねんっていう人は、電動でいいじゃんってやっぱなるんですよ。しかもですね、原チャリって重いんですよ。車になんか積めないし、マンションの自分の部屋になんか持っていけないんですよ。それに対して、今回杏仁さんが買ったような電動スクーターって折りたたみですよね、あれ?
杏仁さん弟: そうか。あれなら電車に乗れるね。
ラバー博士: そうなんですよ!
杏仁さん弟: 乗れる! バッテリー積んで電車乗っていいの?
ラバー博士: 専用の袋へ入れたら行けますからね。
杏仁さん弟: 折りたたみでね。
ラバー博士: そうそうそう。しかも車のトランクにも積めるし、何ならコンセントにプチュっと差すだけでどこでも充電できますし。ってなってくると、あれ?確かに、よく考えたらエンジンじゃなくてもいいなっていう人が今から急増するんじゃないかっていう話なんですよ。
杏仁さん弟: これは鉄板で急増するでしょう。そもそも、原付って何? 原動機付自転車ですよ。自転車の中にちょっとエンジン積んでみましたですよ。それの役割って何と言ったら、ちょっと短い距離をチョイ乗りする為のものでしょう。あれで大阪なんか行ったらダメですよ。100〜200km走ったらもう地獄を見ますからね、絶対に。
ラバー博士: そうですね。
杏仁さん弟: それぐらいチョイ乗りユーザーの方へのターゲットとして、やはり電動スクーター・キックボード。これが、今2024年に法改正されるんですね。
24年法改正、20km以下は免許・ヘルメット不要へ
ラバー博士: そうです、そうです。この追い波で加速させているのが、来年施行される法律。
杏仁さん弟: いや、でもな。僕としてはね、古き良き原付の音を聞いておきたいね。最近でもあまり見なくなったっすよ。でも、あのエアフィルターを変えてポーポポポポーポポって言ってるあのサウンドとかって今聞かないじゃないですか。
ラバー博士: 何かパンストを付けたりしましたね。
杏仁さん弟: え!?
ラバー博士: エアフィルターの代わりにパンストを付けてる人いらっしゃいましたよ。
杏仁さん弟: パンスト!? 時代が変わればそんなコアないじり方をするの?
ラバー博士: いました、いました。
杏仁さん弟: へぇー…パンスト!? 趣味で?
ラバー博士: そこ、めっちゃ食いつきますね!
杏仁さん弟: ははは(笑)。
ラバー博士: そんなに!
杏仁さん弟: そんなん初めて聞いた。
ラバー博士: この法律が何がすごいって何とですね、速度が20km以下の低速のものであれば、なんと免許もヘルメットも要らないんですよ。
杏仁さん弟: 20km/h以下か。原付の免許で確か30km/hで1点切られるかな。それに対して20km/h以下、ちょっと人がマラソンしているぐらいのスピードね。それぐらいだったら免許は要らない。
ラバー博士: そう。ですので、家の近くのコンビニに行きたいだったら20kmも速度って十分なんですよ。わざわざ国道に出るだとかバイパスに出るだとか、そういうのはやらないっていう人からしたら「えっ!? ヘルメットなし!めっちゃええやん」ってなるんですよ。
杏仁さん弟: それはそうよね。チョイ乗りやったらもう完全にこれが一番いい。しかも、今東京だとか大阪だとかの都会に住んでいる20代の人たちって、4割の人が運転免許を持っていませんからね。
杏仁さん弟: そんなにも!
ラバー博士: はい。なので、運転免許は要らないっていうこの電動キックボードの法律は、みんなからしたら「やったぜ!」っていう待ちにわびた法律なんです。
原付の中古市場は激戦化へ
杏仁さん弟: でも、やっぱり僕としてはね、原付は古き良きあの時の旧車・名車みたいなのあったじゃないですか。ほら、懐かしいでしょ?「薔薇」とか「蘭」とか、皆さん覚えてます? そういった「ディオ」とか「ジョグ」とかも全部いにしえの単語になっていくと思いますよ。
ラバー博士: しばらくはやっぱりエンジンファンの方たちというのはまだたくさんいらっしゃるので、中古市場っていうのは凄い激戦区になるんでしょうね。
杏仁さん弟: でも、エンジンファンの方たちはもう「放課後」を見てもらったら、もう2サイクルで遊びまくってますからね。芝刈り機も2サイクル。ディオも2サイクル。もう、何でも2サイクルがあったら、なんとエンジンの楽しい音が聞けるんじゃないのかっていうのが「放課後」の方でいろいろバラして…ははは(笑)。
ラバー博士: ははは(笑)。ちなみに杏仁さん、名器のCB400 SUPER FOUR、ラストで。
杏仁さん弟: 値段上がるやつ!?
ラバー博士: ははは(笑)。
杏仁さん弟: そういう風なフリやったね。もう販売終了?
ラバー博士: 一応、去年の11月ですね。終わってますけども、多分店には在庫はあるんですかね?
杏仁さん弟: 買いに行く?
ラバー博士: そうですね。あったら、お宝かもしんないですね。
杏仁さん弟: この辺は結構持ってるんで、その辺もちょっとコンプリートしとこかなと。
ラバー博士: ははは(笑)。
杏仁さん弟: それがずっと持ってて…ほら、よく聞くじゃないですか? ガレージの中から34GTRがなんと走行距離ほぼ走らずに見つかったとかね。ああいうのがきっと起こってくるんじゃないのかなと思います。
ラバー博士: 数年後の教習所って何が流行ってるんでしょうね。
杏仁さん弟: でもね、原付の免許を取った時のことを今ふっと思い出した。明石の試験場に行って、朝から講習を受けてきてピーって。
ラバー博士: わかります、わかります。
杏仁さん弟: 懐かしいね。車やったら原付の免許が付いてくるけど、原付きの免許をわざわざ高校1年生の時に取ったのは、当時の先生には内緒ね。そういったことを思い出しながらですよ。まあ、思い出にふけながらお肉でも行きますか?
ラバー博士: やっぱり?
杏仁さん弟: やっぱり!だって、2サイクルがなくなってしまうということは、おじさん達にとってはもう大ダメージですよ。
ラバー博士: はい、そうですね。
杏仁さん弟: だから、それをおつまみとして。
ラバー博士: ははは(笑)。お肉はおつまみじゃないのね。
杏仁さん弟: …というわけで、じゃあね。
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