【AJCC】岩田康「進路見出してファイトしてくれた」ノースブリッジが重賞2勝目
22日、中山競馬場で行われたG2・アメリカジョッキークラブカップは、4番人気のノースブリッジが快勝。単勝1.8倍断然の人気に支持されたガイアフォースは5着までが精一杯だった。
AJCC、勝利ジョッキーコメント
1着 ノースブリッジ
岩田康誠騎手
「本当に厩舎であり、奥村先生であり、この馬に対してずっと滞在っていう稀にないことをやって、こうして結果が出たというのは本当に良かったです。去年の天皇賞の敗因もありましたし、心機一転2023年このAJCCで勝利できたというのは、この馬にとって一歩踏み出した、G1に一歩届くようなレースだったなと思います。（道中は）なだめながら、本当に中山2200というすごく難関なコースで、向正面からちょっと動きがあったんですが、それでもこの馬自身が冷静でいるからこそ、ラスト3ハロンぐらいから自分の進路を見出してファイトしてくれたと思います。本当に奥村厩舎にお世話になっているので、それを恩返しするのが自分の使命だと思いますし、本当にこの馬がG1の舞台にいって勝利出来るような騎乗でありパフォーマンスを見せたいなと思います」
レース結果、詳細は下記のとおり。
22日、中山競馬場で行われた11R・アメリカジョッキークラブカップ（G2・4歳上オープン・芝2200m）は、岩田康誠騎乗の4番人気、ノースブリッジ（牡5・美浦・奥村武）が勝利した。3/4馬身差の2着にエヒト（牡6・栗東・森秀行）、3着に3番人気のユーバーレーベン（牝5・美浦・手塚貴久）が入った。勝ちタイムは2:13.5（良）。
1番人気でC.ルメール騎乗、ガイアフォース（牡4・栗東・杉山晴紀）は5着、2番人気で戸崎圭太騎乗、エピファニー（牡4・美浦・宮田敬介）は11着敗退。
【写真】AJCCレース写真はこちら渾身のガッツポーズでゴール4番人気に支持された岩田康誠騎乗、ノースブリッジが重賞2勝目を飾った。レースでは上手く好位のインで立ち回り、終始ロスなく進出。勝負どころでもスムーズに前が開き、直線早め先頭から押し切りを図ると、セーフティリードを取って後続を突き放し、渾身のガッツポーズでゴールした。
ノースブリッジ 12戦6勝
（牡5・美浦・奥村武）
父：モーリス
母：アメージングムーン
母父：アドマイヤムーン
馬主：井山登
生産者：村田牧場
【全着順】
1着 ノースブリッジ
2着 エヒト
3着 ユーバーレーベン
4着 ラーゴム
5着 ガイアフォース
6着 スタッドリー
7着 アリストテレス
8着 バビット
9着 レインカルナティオ
10着 ブラックマジック
11着 エピファニー
12着 レッドガラン
13着 シャムロックヒル
14着 オウケンムーン
