Twitterを買収してCEOに就任したイーロン・マスク氏が「Twitterの有料化」について検討中であることが、SNS関連メデイアのPlatformerによって報じられました。Platformerは「内部に詳しい関係者」からの情報だと述べています。

Musk discusses putting all of Twitter behind a paywall

https://www.platformer.news/p/musk-discusses-putting-all-of-twitter

マスク氏は2022年10月28日にTwitterを買収して以降、大幅な人員削減や認証済みバッジの有料化宣言など、Twitterの抜本的な改革を進めています。

Platformerの新たな報道によると、マスク氏は実業家のデイヴィッド・サックス氏とTwitterの今後に関する会合を開いており、その中でTwitterの有料化計画についてのアイデアが話し合われたとのこと。内部の事情に詳しい人物の情報では、マスク氏は「一定時間は無料で利用でき、一定時間を過ぎると課金が必要になるサブスクリプションモデル」の構築を計画しているとされています。

マスク氏が抜本的な改革を進める中、Twitterは史上最多のデイリーユーザー数を記録したことが報告されており、マスク氏も喜びのツイートを投稿しています。一方で、自らの手でアカウントを削除した人や運営者により停止されたアカウントは合わせて100万件に上ると考えられることが報告されているほか、マスク氏のコンテンツモデレーションに対する姿勢を疑問視した広告主がTwitterを離れつつあることも指摘されています。今後のマスク氏およびTwitterの動向には、さらなる注目が集まりそうです。

イーロン・マスクの買収後Twitterのデイリーユーザー数が「史上最高」を記録、一方で100万アカウントが消え去ったという指摘も - GIGAZINE