日本時間の2022年9月8日2時に開催されるAppleの新製品発表会で、ノイズキャンセリング機能付きカナル型ワイヤレスイヤホンであるAirPods Proの第2世代が発表されると、Apple関連のリーカーとして知られるBloomberg記者のマーク・ガーマン氏が報じています。さらに、この第2世代AirPods ProのCADデータもリークされています。

Apple’s Far Out Event: iPhone 14 Pro, AirPods Pro 2 and Apple Watch Series 8 - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2022-09-04/apple-s-far-out-event-iphone-14-pro-airpods-pro-2-and-apple-watch-series-8-l7ndyucj



The AirPods Pro 2 will reportedly make an appearance at this week’s Apple event - The Verge

https://www.theverge.com/2022/9/4/23336671/apple-announce-airpods-pro-2-this-weeks-far-out-event

AirPods Pro 2 Charging Case With Three New Features Shown in Leaked Renders - MacRumors

https://www.macrumors.com/2022/09/03/airpods-pro-2-charging-case-renders/

ガーマン氏によると第2世代AirPods Proは、プロセッサが2019年10月に発売された第1世代AirPods Proに搭載されているApple H1から更新される可能性があるとのこと。また、従来使われているApple AAC BluetoothコーデックではなくApple Lossless Audio Codec、あるいはBluetooth 5.2サポートによるLC3コーデックでより高品質のサウンド体験が得られる可能性にも触れています。さらに、イヤホンの形もBeats Fit Proのように角が生えたデザインになる可能性もあるとガーマン氏は述べています。

そして、第2世代モデルのケースは第1世代モデルと異なり、スピーカーが内蔵されているとガーマン氏は予想しています。AirPods ProはAppleの「探す」に対応しており、iCloud経由で場所を調べることができます。しかし、iPhoneやiPadなどと異なり、第1世代AirPods Proはイヤホンをケースにしまった状態だと「音を鳴らして居場所を知らせる」機能を使うことができないという問題がありました。第2世代モデルのケースにスピーカーが搭載されるのは、この「探す」で音を鳴らして居場所を知らせる機能を利用可能にするためだとガーマン氏は述べています。

Apple関連ニュースメディア・AppleInsiderの記者であるアンドリュー・オハラ氏は第2世代AirPods ProのケースのCADデータを手に入れたと述べ、Twitterで公開しています。公開されたCADデータの画像を見ると、ケースの底部中央にあるLightningポートの左右に穴が設けられています。ガーマン氏のリークを踏まえると、この穴がスピーカーグリルと予想できます。



また、ケースの側面には切り欠きがあり、これは2021年にガーマン氏がリークしていた「ストラップ穴」ではないかといわれています。

Apple関連ニュースサイトのMacRumorsは、3つの穴の反対側にある1つだけの穴はマイクの可能性があると指摘し、騒がしい場所で話を聞き取る場合に使える「ライブリスニング」機能用ではないかと予想しています。