天下一品のカオスすぎる『チーズパンラーメン』を食べてみた結果
こってりラーメンが大人気の天下一品。超こってりスープなのに、後味が良く、どんどん食べ進めてしまう不思議な魅力の天下一品ラーメン、ムショーに食べたくなるときがありますよね。そんな天下一品が、カオスすぎる新ラーメンを生み出しました。その名も『チーズパンラーメン』(税込1100円)。
1100円という価格で『チーズパンラーメン』
人って、おいしいラーメンに1100円を払うことはあっても、「奇抜でカオスすぎるラーメン」に1100円を払うのは抵抗があると思います。普通のこってりラーメンが税込790円なので、その差は310円と、かなり価格差が大きいです。それでも強気の1100円という価格で『チーズパンラーメン』を売り出した時点で、天下一品の自信が伝わってきます。敬意を表するッ!
グラナパダーノはイタリア北部の伝統的なチーズ
実際に『チーズパンラーメン』をオーダー。どうやらグラナパダーノはイタリア北部の伝統的なチーズで、粒子状のチーズで塩気が強くないのが特徴とのこと。もともとこってりで濃いめな天下一品のスープとケンカせずにバッチリ合いそう。
天下一品のラーメンの薫りと合わさって食欲が増幅
いろいろと想像しながら待つこと数分、『チーズパンラーメン』がやってきました。スープは無料で最初から多めになっています。厚切りのバケットは意外にもソフトで柔らかく、その表面にたっぷりとチーズがのっています。ほのかに芳醇な香りが漂ってきて、天下一品のラーメンの薫りと合わさって食欲が増幅します。
微細な塩気と強烈な芳醇
スープにバケットを浸して食べてみたのですが、ヤバイ。思った以上にチーズの香りが強く、そして力強いコクを喉で感じます。スープがバケットにたっぷりと浸透することで、チーズが「微細な塩気と強烈な芳醇」により自己主張を始めます。
天下一品のスープはパンを浸して食べても美味
シチュー、ビーフシチュー、スープ、そのほかアヒージョや魚介スープの残り汁などにパンを付けたり浸して食べることがありますが、それと同類のおいしさを堪能できます。そうか、天下一品のスープは、パンを浸して食べることにも適しているのですね。これはいいものだ。
『チーズパンラーメン』は1100円の価値アリ
この『チーズパンラーメン』に使われているチーズ、グラナパダーノですが、あえてこのチーズを選んだのは大正解。もしコスパ重視でチープなチーズを使っていたら、この美味しさに到達することはなかったでしょう。『チーズパンラーメン』は1100円の価値ありますよ。うまい!
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)