家でも会社でも、お腹が空いたときには頼りになる人気者、「日清のどん兵衛」。しょっちゅう食べているビジネスパーソンも多いはず。そんな「日清のどん兵衛」をアップデートした。新商品「日清の最強どん兵衛」が3月28日に全国で新発売となり、話題となっている。そこで今回は、「最強どん兵衛」を既存の「どん兵衛」と食べ比べてみた。

アップデートされたどん兵衛が新発売!「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」

日清食品によると、「日清の最強どん兵衛」は近年のライフスタイルの変化により、日々の生活にほんの少しの贅沢をプラスする方が増えていることを背景に、日常をアップデートしたい人に向けて開発された新商品。「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」の2種類が発売されている。

○■「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」を「日清のどん兵衛 きつねうどん(東)」と食べ比べ

(左から)「日清のどん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」

「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」のパッケージには、なんと「熱湯8分」の文字が! そんなに時間がかかるなんてびっくり(通常は5分)。その理由は、通常の「どん兵衛」よりも太く、もちもち食感をアップした"極太うどん"にあるようだ。実際に食べてみると、本当だ、「日清のどん兵衛 きつねうどん(東)」と比べると、かなり太さと厚みがあってずっしりとした食感で食べ応えあり。

(左)もちもち食感をアップした「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」の"極太うどん"/(右)「日清のどん兵衛 きつねうどん」

そして、つゆは鰹節、昆布、サバ、煮干し、干し椎茸、あごの6種の合わせだしを使用。より奥深い旨味、後味の良さがある。一番の特長ともいえるのが丸大豆を100%使用した「ふっくらおあげ」。

8分待って取り出した「ふっくらおあげ」は迫力の存在感!

8分経ってフタを開けたときの存在感がすごい! 通常の「日清のどん兵衛 きつねうどん」に入っているものよりも厚みがあり、つゆをたっぷり吸ったおあげはジューシーでたまらない美味しさだ。さらに、別添えになっている長野県の老舗「八幡屋礒五郎」で特別に調合した「特製ゆず七味唐辛子」が爽やかでスパイシーなアクセントとなってくれる。

○■「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」を「日清のどん兵衛 天ぷらそば(東)」と食べ比べ

「日清のどん兵衛 天ぷらそば」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」

「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」は、出来上がりまで「熱湯5分」。「日清のどん兵衛 天ぷらそば(東)」は3分なので、これまたちょっと時間を要する。麺は通常の「どん兵衛」よりも太く、弾力と喉ごしが楽しめる。

"新太そば"。思った以上に太さがあり、食べ応えはかなりのもの。通常の麺もツルツルした食感でかなり喉ごしの良さは感じるが、「最強どん兵衛」は喉ごしと食べ応えを両方兼ね備えた麺になっている。

(左)食べ応えと喉ごしを兼ね備えている「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」の麺/(右)ツルツルした食感で喉ごしの良さがある「日清のどん兵衛 天ぷらそば」の麺

つゆには、「きつねうどん」と同じく、鰹節、昆布、サバ、煮干し、干し椎茸、あごの6種の合わせだしを使用。通常のつゆの方はダイレクトに濃い味が感じされたが、「最強どん兵衛」は複雑な旨味をすっきりした後味に仕上げていて結構上品な印象だ。

「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」のつゆは6種のブレンドが奥行きの深さを作っている

そして、「かき揚げ」は、「日清のどん兵衛 かき揚げ天ぷらうどん」に使用しているかき揚げよりも厚みを増した、日清食品独自製法の"鬼かき揚げ"。食べてみると、揚げたてのようなカリっとした表面と、中のしっとりした舌触りが絶品。

「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」のかき揚げは食感もよく抜群の美味しさ

「最強どん兵衛」を食べてみて感じたことは、インスタント麺とは思えないほどの"食の臨場感"があったこと。とくに「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」は、揚げたてのかき揚げと生そばを、最高に美味い立ち食いそば屋でかき込んでいるような感覚になった。

まさにアップデートされた"最&強"な「日清の最強どん兵衛 きつねうどん」と「日清の最強どん兵衛 かき揚げそば」。春を迎え、新生活へ日常をアップデートしたいときにズズズッと思いっきり食べてみては。

岡本貴之 おかもと たかゆき 1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」 この著者の記事一覧はこちら