広島県で火事相次ぐ 広島市西区で焼け跡から遺体発見
11日から12日にかけ、広島県内では火事が相次ぎました。広島市西区の住宅では、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
澤記者
「現場は小学校すぐそばの住宅街です。現在消防による消火活動が行われています。」
11日午後6時45分ごろ、西区三篠町で「建物の屋根から炎が見える」と消防に通報がありました。
火は約3時間後に消し止められましたが少なくとも木造平屋建ての住宅1棟が全焼しました。
近所の男性
「日常では聞かない音で異変感じて窓開けたら燃えていた。遠くから見ていてもけっこう怖かった。」
警察によりますと火元となった住宅から1人の遺体が見つかりました。
この家に住む石橋幸三さん(80)と連絡が取れていないということで、遺体の身元確認を進めています。
また、11日午後10時40分ごろ、福山市南手城町の家具店「ビッグウッド福山店」で火事が発生しました。
火は約2時間にわたって燃え続け、平屋建ての店舗の一部が燃えました。当時、店内に人はおらずケガ人はいないということです。
警察と消防が詳しい出火原因を調べています。
12日午前4時ごろには、大崎上島町で「広島銀行木江支店の付近で建物が燃えている」と通報がありました。
火は約4時間後に消し止められましたが、2階建ての空き家が全焼しました。
さらに、40分後には、約50メートルほど離れた場所にある空き倉庫でも火事が発生し一部が焼けました。
広島県南部では11日から12日にかけ乾燥注意報が発表されています。