県内9つのJAが合併に向けた調印式を行い、新たな名称を「JAひろしま」にすると発表しました。

調印式には9JAの組合長や来賓の副知事らが出席しました。

財政基盤や販売力の強化を図る今回の合併により、組合員数、貯金残高ともに全国有数の規模となります。

県内13JAの統合をめぐっては財政的な格差などから足並みがそろわず、これまでに広島市など4つのJAが次々に協議から離脱。

残る9つのJAでひとつの大きな組織にまとまります。

JA広島中央会 忠末宜伸会長「将来的には次の合併に向けて話ができるのではないかと考えております」

「JAひろしま」は、来月の個別臨時総代会で最終決定され、来年4月1日付けで発足する予定です。