定番から変わり種まで!お好み焼きのおすすめ具材30選

まずは作り方から。大阪風お好み焼きの基本レシピ

調理時間:20分

基本の大阪風お好み焼きレシピです。キャベツのシャキシャキ食感と、豚バラ肉のジューシーな旨味が王道のおいしさ!空気を含ませるように材料を混ぜたら、キャベツから水分が出てくる前に、すぐに焼いてしまうのがおいしさの秘訣です。

基本レシピで使用。お好み焼きの定番具材6選

1. 豚バラ肉

定番のお肉系具材といえば豚肉!豚肉を生地にのせてカリッと焼けば、お好み焼きに旨味と香ばしさが加わります。なかでも豚バラ肉は贅沢な脂身と赤身のバランスが良く、お好み焼きの具材としてぴったり。食べごたえがアップするので、がっつり食べたいときは多めに使ってもいいですね。

2. キャベツ

キャベツはお好み焼きの主役と言ってもさしつかえない具材です。キャベツの切り方によってお好み焼きの食感が左右されるのが特徴。粗みじん切りにしてキャベツの食感を楽しんだり、細かいみじん切りや千切りにして生地との一体感を楽しんだり、と好きな食感になるよう切り方を工夫しましょう。

3. 小ねぎ

小ねぎにはお好み焼きの風味を深める役割があります。脇役として少量加えるだけで、あとを引く風味がグッと増します。小ねぎがお好きなら、キャベツの代わりに小ねぎをたっぷり使って作る「ねぎ焼き」に挑戦してみてはいかがでしょう。トッピングはソースのほかに、しょうゆもよく合います。

4. 天かす(揚げ玉)

天かすは目立たないものの、お好み焼きに欠かせない名脇役です。天かすを生地に混ぜ込むと、コクがグッと増します。天かすの油分が生地になじみ、生地全体を均一に焼ける効果もありますよ。フライパンに流し入れた生地の上に、天かすをたっぷりのせて焼き、サクサク食感を楽しんでもおいしいです。

5. 紅しょうが

独特な酸味のある紅しょうがもまた、お好み焼きになくてはならない具材。ピリッと刺激的な酸っぱさが、全体の味わいを引き締めます。紅しょうがは千切り、もしくはみじん切りにして生地に混ぜ込みましょう。紅しょうがをお好み焼きの上にトッピングすれば、華やかな見た目に仕上がります。

6. 桜えび

桜えびを入れると生地に豊かな風味が加わります。海鮮系の具材がないときも、桜えびがあれば海の香りがしっかりつきますよ。桜えびの風味を強く出したいときは、いつもより多めに使って、贅沢感のあるお好み焼きを作りましょう。桜えびは常備しておきやすいのも魅力のひとつですね。

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7. いか

味わいと食感の両方を楽しめるいかは定番の海鮮系具材。粗みじん切りにして生地に混ぜ込むと、お子さんも食べやすくなります。いかの存在感をしっかり出したいときは、いかの足を刻まず1本ずつに切り分け、胴体部分を輪切りか短冊切りにして使いましょう。いか焼き風に仕上がります。

8. むきえび

むきえび入りのお好み焼きは食感が楽しく、お子さんにも喜ばれそう。むきえびを生地に混ぜ込んで焼くか、フライパンに流し入れた生地の上にのせて焼きます。むきえびのプリプリ食感を生かすため、切らずに丸ごと使うのがおすすめです。冷凍むきえびを使う場合は解凍してから使いましょう。

9. たこ

お好み焼きもたこ焼きも食べたい気分なら、たこをお好み焼きに入れてみませんか。たこをぶつ切りにして生地に混ぜ込むだけで、たこ焼きの雰囲気を楽しむことができますよ。たこの旨味がしっかり出るので、豚肉やほかの海鮮系具材を入れなくても十分に満足できます。

10. さきいか

生地に奥行きをのある旨味を出したいときは、さきいかをご用意ください。さきいかをざっくり刻むか、細く裂いてほぐしてから生地に混ぜて焼くだけです。面倒な下ごしらえ不要で、手軽に海鮮の風味がつきます。隠し味として少量入れても、主役になるよう多めに入れてもおいしいですよ。

11. ツナ缶

クセがなく食べやすいツナ缶は、お好み焼きの具材として大活躍!生のシーフードや豚肉がなくても、ツナ缶があれば問題ありません。ツナ缶の汁ごと生地に混ぜて、旨味豊かなお好み焼きに仕上げましょう。ツナ缶と相性の良いコーンを入れ、マヨネーズをたっぷりかけるのもおすすめ。

12. ひじき

定番の具材に飽きてきたら、ひじきを入れてみませんか。ひじきを水で戻して生地に入れるか、ひじきの煮物を混ぜ込むだけです。ひじきの食感を生かしたい場合は、キャベツを細かく刻み、豆腐や長芋を入れてやわらかい生地にしましょう。ひじきをたっぷり入れて、黒いお好み焼きを作っても楽しそう!

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13. 牛すじ

関西ではおなじみの具材です。やわらかくなるまでじっくり煮た牛すじや、甘辛く味付けしたものを入れるのが定番。牛すじの食感と旨味がアクセントになって、ヤミツキ必至のお好み焼きに仕上がりますよ。こんにゃくと一緒に甘辛く煮た牛すじを入れる「すじこん」も人気の具材です。

14. ホルモン

B級グルメの常連でもあるホルモン焼きそばと同じように、お好み焼きにもばっちりホルモンが合います。焼肉のたれに漬けたホルモンを軽く炒めてから、生地の上にのせて焼きましょう。甘辛いホルモンのプリプリ食感と味わいは、ガツンと食べたいときの具材にぴったり。

15. 砂肝

砂肝は、広島県尾道市で人気の「尾道焼」には欠かせない具材。砂肝を薄めに切って、塩こしょうで炒めてから生地にのせて焼きます。砂肝の歯ごたえのある独特な食感にハマってしまうかも。雰囲気を出したいときは、いか天と焼きそばと合わせて、本場広島のお好み焼きを作ってみてはいかがでしょう。

16. 鶏レバーの塩焼き

鶏レバーの塩焼きを入れると、大人向きなお好み焼きになります。濃厚な鶏レバーの味わいとねっとり食感は、今までにないお好み焼きのアクセントに。ハツや砂肝などを一緒に炒めて入れてもいいですね。塩焼きのほか、鶏レバーの甘辛煮を使ってもおいしいですよ。お酒に合うお好み焼きになります。

17. コンビーフ

老若男女問わず食べやすく、親しみやすい旨味が出る具材です。コンビーフには塩気があるので、ソースは少なめでちょうどいいですよ。コンビーフと一緒に小さく切ったじゃがいもとチーズを入れ、ケチャップで食べるアレンジもおすすめ。小さく焼いてお弁当のおかずにしてもいいですね。

18. ミートソース

ミートソースを生地に混ぜ込んで、洋風のお好み焼きを作りませんか。ひき肉の食べごたえとトマトソースの酸味で、今までにないお好み焼きが作れますよ。とろけるチーズを加えればより贅沢な雰囲気に。定番のお好み焼きにミートソースをかけてもおいしくいただけます。

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19. レタス

キャベツがないときはレタスで作ってみましょう。レタスは太めの千切りにするか、ざく切りにしてキャベツと同じように使います。生地に使う水の量を少なめにすると、お好み焼きがべちゃっと水っぽくなるのを防げますよ。キャベツとは異なるシャキシャキ食感のお好み焼きをご堪能ください。

20. ゴーヤ

ゴーヤ入りのお好み焼きは、さわやかな苦味が特徴。生地の中にキャベツと一緒に混ぜ込み、豚肉をのせて焼くだけです。ゴーヤ独特の苦みが気になる方は、薄切りにしたあとに少量の砂糖と塩で和えてしばらく置き、出てきた水分を捨ててからそのまま生地に混ぜ込んでください。

21. たくあん

静岡県浜松市あたりでよく食べられている「遠州焼き」というお好み焼きには、たくあんが入っています。たくあんをみじん切りにして生地に入れると、ほんのり甘くて塩気のある味わいに。ソースの代わりにしょうゆを塗って食べれば、どこかなつかしい雰囲気に包まれますよ。

22. ミニトマト

ミニトマトを半分に切ってお好み焼きに入れると、ジューシーなトマトの旨味が堪能できます。チーズやベーコン、ソーセージなどと一緒に焼いて、ピザ風のお好み焼きにしてもいいですね。トマトを小さくカットして、焼き上がったお好み焼きの上にトッピングするのもおすすめ。

23. かぼちゃ

かぼちゃ入りのお好み焼きは食べごたえばっちり!かぼちゃは小さい角切りにして、電子レンジでやわらかくなるまで加熱しておきましょう。ツナやハム、ひき肉などの具材と合わせて作ると、お子さんでも食べやすいお好み焼きに仕上がりますよ。ほくほくのやさしい食感をお楽しみください。

24. ガリ

紅しょうがを買い忘れてしまったときは、冷蔵庫に代用品が眠っているかもしれません。お寿司をテイクアウトしたときに、残ってしまった袋入りのガリがあれば、細かく刻んで生地に混ぜ込んでしまいましょう。甘酸っぱいガリの風味が、お好み焼き全体の味わいを引き締めてくれます。

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25. クリームチーズ

とろけるチーズをお好み焼きに入れる方は多いのではないでしょうか。ちょっと贅沢なお好み焼きを食べたいときは、クリームチーズを使うのもおすすめです。1~2cmの角切りにして生地に混ぜれば、まろやかで濃厚な味わいが、お好み焼きのアクセントとして活躍してくれます。

26. せんべい

たこやいか、明太子味などのせんべいを使えば、手軽に海鮮風味のお好み焼きが作れます。油で揚げているタイプのせんべいなら、細かく砕いて天かすの代わりに使ってもいいですね。硬めのせんべいを使うと、お餅とは異なる独特の食感が楽しめるそう。気になる方はぜひお試しください。

27. ポテトチップス

天かすの代用品として優秀なポテトチップス。砕いて生地に混ぜるだけでなく、トッピングとして使えばサクサク食感が楽しめます。とくに塩味や青のり味のポテトチップスはお好み焼きと相性抜群です。ブラックペッパー味や激辛味などで、お好み焼きに刺激を加えるのもいいですね。

28. アボカド

クリーミーなアボカドをお好み焼きに入れてみませんか。アボカドを角切りや薄切りにすると、とろとろの食感が堪能できます。アボカド入りのお好み焼きは、チーズやえびなどの具材とも相性抜群。アボカドとオニオンスライスをお好み焼きの上にトッピングして、おしゃれに仕上げるのもおすすめです。

29. 金時豆

徳島県の一部の地域では「豆焼き」と呼ばれる、甘い金時豆入りのお好み焼きが親しまれています。ほくほく食感の甘い金時豆と、スパイシーで甘辛いソースの相性を実際に確かめてみましょう。金時豆入りお好み焼きにハマったら、卵入りの「豆玉」や、天ぷら入りの「豆天玉」にも挑戦してみてください。

30. しらたき

罪悪感なくお腹いっぱいお好み焼きを食べたいときは、しらたきを活用しましょう。しらたきを下ゆでしてざっくり切ってから使います。水切りした豆腐を生地に加えて、やわらかいお好み焼きにすると、しらたきのプリプリ食感が際立ちますよ。しらたきを甘辛く炒めてから生地に混ぜてもおいしいです。

仕上げもアレンジ。お好み焼きにおすすめのトッピング3選

具材にこだわったら、ぜひ仕上げのトッピングも工夫してみましょう。王道のソースとマヨネーズ以外に、おすすめのトッピングをご紹介します。味変したいときや、変わり種具材にもぴったりですよ。

1. しょうゆ

ソースの代わりにしょうゆをかければ、具材の味わいをじっくり堪能できます。とくに牛すじや小ねぎ入りのお好み焼きとの相性は抜群!濃厚な牛すじの旨味と、小ねぎのさわやかな風味が、しょうゆの香ばしさで引き立ちますよ。わさびマヨネーズや七味などのトッピングともよく合います。

2. ポン酢しょうゆ

さっぱりとお好み焼きを食べたい気分なら、ポン酢しょうゆに決まり!王道のお好み焼きはもちろん、豆腐やしらたきなど淡白な具材とも合います。別皿に大根おろしとポン酢しょうゆを用意し、切り分けたお好み焼きをつけて食べると格別です。あと口がさっぱりとして、最後までおいしくいただけます。

3. とろけるチーズ

お好み焼きにとろけるチーズをかけて余熱で溶かすだけで、贅沢なお好み焼きに仕上がります。トロトロのチーズソースをかけたい場合は、とろけるチーズと少量の牛乳を混ぜて電子レンジで加熱しましょう。アボカドやトマト、明太子などの具材と合わせてもおいしいです。

組み合わせ自由!いろんな種類の具材で楽しもう

気になる具材や、身近にある食材をお好み焼きに入れて、小さな冒険をしてみましょう!お好み焼きの具材を自由な発想で選べば、新しいおいしさに出会えますよ。

食べるシーンや季節にあわせて、ふだん使わないような変わり種具材や、ちょっと贅沢な具材を使ってみるのもいいですね。砂肝や金時豆を入れて、ご当地のお好み焼きを再現してみるのも楽しそう。しょうゆやポン酢、チーズなどのトッピングもぜひお試しください。