一風堂が夏限定商品「太つけ麺」を2021年6月21日から期間限定で販売スタート。一風堂の新商品となると目がない筆者が今回も早速試食してきた!

一風堂の夏の定番「太つけ麺」が2年振り待望の復活!


○一風堂ファン待望の「太つけ麺」が復活

「太つけ麺」は、一風堂の夏の定番として10年以上愛されている商品。一般のお客さんだけでなく、一風堂のスタッフにも人気が高い一杯なんだとか。そんな「太つけ麺」だが、昨年夏は「細つけ麺」を販売しており2年ぶりの登場となる。まさに一風堂ファン(とスタッフ)待望の復活というわけだ。

今回は「一風堂 太つけ麺」(普通 950円)をオーダー。太麺は箸で掴むのにちょい苦戦したほど、ツルツル。麺の量は茹で後で320g。麺だけ食べてみると、モチモチした食感が際立っている。タピオカ粉を使用してツルツルな喉ごしとモチモチな食感を実現させた多加水の太麺を使っているそうだ。また、ゆで上げた後すぐ冷水で締めることで強いコシに仕上げている。

盛り付けも綺麗な太つけ麺。待ちわびていた人もいるのでは?


つけダレは、おなじみのコク深い豚骨スープをベースに、鯖や鰹など数種類の魚介をブレンドしている。熱々なつけダレに麺をくぐらせて食べてみると、濃厚な魚介の風味と共に結構甘みがある印象を受けた。なかなか普段の一風堂のイメージからは想像できない複雑な味のつけダレと、ツルモチな太麺の組み合わせが食べ進めるうちになんともクセになる感じだ。ちなみに麺はあつもりにすることもできる。

濃厚な魚介の味とツルモチで喉ごしの良い太麺のマッチングが夏にピッタリ


トッピングには半熟煮玉子、チャーシュー2枚、天かす、ネギ、海苔が乗っている。特に天かすのサクサク食感がアクセントになっていて◎。さらにおすすめなのが、テーブルに置いてある一風堂オリジナルの「ラーメン専用ペッパー」を麺に振りかけてみること。鼻腔をくすぐる山椒の香りがつけダレのインパクトにも負けておらず、味変を楽しめる。また、現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のためテーブルには置かれていないものの、店員さんに頼めば高菜、紅生姜、にんにく、もやしナムルも無料トッピング可能。

一風堂オリジナル「ラーメン専用ペッパー」をふりかけると別世界へと誘われる


紅生姜などの無料トッピングで味変するのもおすすめ


ちょっとずつトッピングして食べてみたのだが、夢中で食べ進めているうちに気が付けば麺が残りわずかに!色々トッピングするなら、プラス150 円で大盛りにすることを推奨したい。食べ終わったら豚骨スープの割りスープでつけダレを割って飲んでみれば、後味も良く食後の余韻も堪能できる。尚、7月9日からは辛味が効いたトッピング「うまからフレーク」が別添えのセットで提供されるとのこと(無料)。「一味唐辛子、オニオンフレーク、ごま、ブラックペッパー」をブレンドしたふりかけのようなもので、途中で麺に振りかけることでピリ辛に味変できる。こちらもお試しあれ。

割スープで食後の余韻も楽しめる


喉ごしが良くスルスル入っていく麺は、食欲が落ちがちな夏場にもピッタリ。「一風堂 太つけ麺」は期間限定(6月21日〜無くなり次第終了)で国内「一風堂」および「IPPUDO RAMEN EXPRESS」計114 店舗で発売中。

岡本貴之 おかもと たかゆき 1971年新潟県生まれのフリーライター。音楽取材の他、グルメ 取材、様々なカルチャーの体験レポート等、多岐にわたり取材・ 執筆している。趣味はプロレス・格闘技観戦。著書は『I LIKE YOU 忌野清志郎』(岡本貴之編・河出書房新社)」 この著者の記事一覧はこちら