吉瀬美智子が離婚、完璧な私生活のウラに「SNSで発信していたSOS」
「今後は別々の道を歩んでいく結論に至りました」
4月7日、吉瀬美智子が自身のSNSで離婚を発表した。'10年に10歳年上の実業家の男性と結婚。2人の娘をもうけた。
「出会いは吉瀬さんの所属事務所社長の誕生日会。もともと吉瀬さんのファンだったという元夫が猛アプローチして交際に発展しました。元夫は飲食や美容関係などを手がけるヤリ手の実業家として知られています」(スポーツ紙記者)
SNSには大きな決断をした彼女を応援する温かいコメントが多数、集まっている。しかし、業界関係者からは違和感を感じていたとの声も。
「今年1月には家族の干支が描かれた4膳の箸をSNSに投稿。ほかにも豪華な手料理や夫との高級ディナー、頻繁な子どもとのお出かけを投稿するなど、幸せ家族そのものでした。一方、お子さんが小さいのに昨年から仕事を増やしていたのでなぜだろうな、と」(テレビ局関係者)
プロ意識の高さが……
過去の雑誌インタビューでは、
《私が仕事のときは、幼稚園の送り迎えも全部、夫に。仕事柄、時間が自由になるとはいえ、調整はたいへん。彼には感謝、感謝です》
と夫がサポートしていることを明かしていたが……。
「元夫は仕事に対してプロ意識がとても高い人物。だからこそ、実業家として成功したのでしょう。ただ、吉瀬さんのSNSを見る限り、私生活にも“完璧”を求めていたのかな、と。子育てしつつ芸能活動もこなす彼女には、彼の高すぎる要求に応えるのは大変でしょう」(元夫の知人)
たしかに、実業家と結婚した女性タレントたちは仕事をセーブしているケースが多い。
「中澤裕子さんはIT社長の夫に合わせて、福岡へ移住。菊川怜さんは実業家との結婚後はほとんど芸能活動をしていません」(前出・スポーツ紙記者)
32歳でモデルから女優に転身した“遅咲き”の吉瀬は、元夫と同じぐらいプロ意識が高いようで、ネットメディアのインタビューでは、《いったん決めたら後悔しないよう全力を尽くす》とも答えていた。妻、母、そして女優のすべてにおいて、夫から“プロであること”を求められて、自らもそれを追い求めていたのかもしれない。夫婦問題カウンセラーの高草木陽光さんは、離婚に至ってしまう夫婦についてこう語る。
「不倫や暴力などのわかりやすい大きな問題よりも、日ごろの不満の積み重ねのほうが離婚理由としては多いんです。ただ、離婚=ネガティブではなく、結婚と同じで幸せになるためにするもの。より一層、輝けると思ったから、その選択をしたのでしょう」
離婚の原因は公表していないが、吉瀬の完璧すぎるSNSからは限界のシグナルが発信されていたのかも─。