「メキシチョイス ナチョチーズ」は内容量265gで、価格は594円。手軽にたっぷり使えるボリューム感がうれしい

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 コロナ禍により家で食事をする機会が増えた昨今。リモートワークの隙間時間を活かして料理にチャレンジする人も急増している。そこで輸入食材に注目し、さまざまな商品を実食してレポートする。今回は、万人に愛されるチーズをソースにした「ナチョチーズ」をピックアップする。果たして何にかけてもおいしくなるのか?! さまざまな食材でその相性を検証してみた。

●まずは定番から! トルティーヤチップス×チーズの鉄板ハーモニー



 まずは定番のトルティーヤチップスに「ナチョチーズ」をたっぷりつけてみる。おいしいことが約束されたような組み合わせに期待しながら一口。「濃い……」。今回味がしっかりついたチップスを選んでしまったためか、筆者の歳のせいか、かなりの濃い味に驚いてしまった。「ナチョチーズ」の味がしっかりと主張してくるので、チップスはシンプルなものを選択したほうが良いようだ。

 とはいえ、チーズとチップスの組み合わせはやはりおいしい。酸味とチーズの香りが強く、少しジャンキーな味わいもあるがそれがまた癖になる。好みに合わせてチップスの味を選んでほしい。

●さっぱり野菜×こってりチーズはおやつの代わりにも



 続いてチョイスしたのは生野菜。なかでも相性が良さそうなプチトマトとブロッコリー、アボカドに「ナチョチーズ」をトッピングしてみた。さっぱりとした野菜と濃厚なチーズは相性抜群。トマトとブロッコリーはシーザーサラダのような味わいだ。アボカドはねっとりとした食感がチーズのとろみと合わさり濃密さが際立った。小腹が空いたときやお酒のおつまみにも重宝しそうな満足感だ。

 ドレッシングのように水分があるわけではないので直接かけるよりはディップしたほうがたっぷりとチーズを味わえることがわかった。先ほどとは打って変わって素材があっさりしているので物足りなさを感じた場合は塩を少しふりかけるのがおすすめ。

●かけるだけで手軽にチーズハンバーグ



 みんな大好きチーズインハンバーグ。しかし家庭でつくるのはなかなか面倒だ。そんなときもナチョチーズがあれば簡単に贅沢な料理が完成する。出来立てのハンバーグに「ナチョチーズ」をかけるだけで超濃厚な仕上がりに。とろみが強くないため、フライパンの上など出来上がってすぐにかけて少しとろけさせるとよりおいしくいただける。ジューシーなお肉ととろとろチーズは相性抜群。ただし、ジャンキーな味わいが残るためあまり高級なお肉に使うのはおすすめしない。

●意外といける! にんにく×チーズのインパクトある旨味



 最後に実はにんにくとの相性もいいのでは?との考えから餃子を試してみた。口に入れた瞬間のパリッとろっ食感がたまらない。にんにくとチーズそれぞれの独特な味わいがバランスよく混ざり、ビールがほしくなる強烈な一品となった。パクチーやタバスコ、七味など刺激の強いものを加えてもいいかもしれない。直後に予定がある方は匂いに注意して食べてほしい。

 高級な料理にはおすすめしないが、さまざまな食材との組み合わせが楽しめる「ナチョチーズ」。筆者としては意外にも餃子との組み合わせが一番好みであった。新たなトッピングアイテムとして食卓にひとつ加えてみてはどうだろうか?(エフェクト 霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの。