朝食の卵料理と聞いて、皆さんが思い浮かべるのは何だろう。

オムレツやスクランブルエッグ、玉子焼き...いろいろ有るが、きっと多くの人は「目玉焼き」だと答えるのではないだろうか。

ターンオーバー(両面焼き)やサニーサイドアップ(片面焼き)など焼き方にも種類あって、シンプルだが様々な楽しみ方ができる。

今、ツイッターでは、とあるユーザーが作ったちょっと変わった目玉焼きが話題になっている。それが、こちらだ。


目玉には見えない...?(画像は@8tonnneさんのツイートより、編集部でトリミング)

圧倒的に白身の面積が広い!

白身部分のそれなりの面積を占めているはずの黄身は、端っこに小さく置かれている。

もはや「目玉」には見えなくなってしまっているこれを、果たして「目玉焼き」と呼んでもいいものなのだろうか......?

こちらの巨大目玉焼きに対し、

「何白眼の目玉焼きやこれww」
「ケチャップかマヨネーズで絵を描きたくなる目玉焼きですね」
「わたしも、お菓子を作るのに物凄く卵白余るのでやろうと思います笑」

といった声が寄せられている。

難しいことはいいから、とりあえず焼いて食おう

話題になっているのは、ツイッターユーザーの@8tonnneさんが、2021年3月22日に投稿した画像。Jタウンネット記者は23日、投稿主の@8tonnneさんに取材した。

@8tonnneさんいわく、「クソバカ巨大目玉焼き」は22日の昼ごろに、ふと思い立って自宅で焼いたもの。

前日に卵黄の醤油漬けを作ったり海鮮漬け丼に卵黄を乗せたりしていたら、思いのほか大量の白身が余ってしまっていたそうだ。その量、卵6個分。

「卵の白身が余ったらチャーハンやスープに入れても美味しいと聞いたことはありますし、実は冷凍保存がきくことも、メレンゲにすればお菓子が作れることも知っていました。
しかしその時の私にとっては全てが面倒だったため、『焼いて食う!!!』に至りました」(@8tonnneさん)

作り方としては、まず自宅にある一番大きなフライパンに油を敷いて熱し、卵の白身を全て投入。

最後に全卵を真ん中に落とし、蓋をして中火でじっくり焼いたとのこと。白身が大量すぎたせいか、水なしでも蒸し焼きになったそうだ。

@8tonnneさんは出来上がった「クソバカ巨大目玉焼き」を食べた感想について、

「ケチャップ、塩コショウ、マキシマムスパイスの順で味をつけて食べました。ただただケチャップ、塩コショウ、マキシマムスパイスの味がしました」

と述べた。ちなみに@8tonnneさんはケチャップをつける際に「お絵描き」もしてみたそうで......。


あ、ちょっと可愛いかも......

上の写真のように、ケチャップで「口」部分を表現。なんでも、@8tonnneさんが遊んでいる「ブレイブルー」(アークシステムワークス制作)という対戦格闘ゲームに登場するお気に入りのキャラクターにそっくりなのだとか。「目玉焼き」というより、もはや「食べられるキャンバス」といった感じである。

ツイッターでの反響について、@8tonnneさんは、

「意地でも私にメレンゲを作らせようとしてくる見ず知らずの人間がたくさん現れて非常に愉快でした」

とコメントしている。卵白が大量に余った時は、皆さんもぜひ巨大な目玉焼きを作ってみてはいかがだろうか。